2019-10

書評

紙のピアノ

貧しい家庭に生まれ育ち、いじめに遭った少女はピアノ教師に助けられた。助けられた中でスケッチブックを与えられ、鍵盤を描くようになり、ピアノと出会うこととなった。本書のタイトルにある「紙のピアノ」のごとく。ピアノ教師からピアノを習い、技術を磨い...
日本人

絶滅危惧職、講談師を生きる

本書のタイトルにあるように講談の世界は存続が危ぶまれる様な状況に陥っており、「絶滅危惧」と呼ばれているほどである。その世界に入り、今となっては著者が「講談」の世界から復興に気を吐いているような気がしてならない。今となってはテレビやラジオでは...
宗教

いまどきの納骨堂―変わりゆく供養とお墓のカタチ

冠婚葬祭の在り方が変化している時代であり、特に葬式にしても、お墓にしても在り方が時代と共に変わってきている。その中でも遺骨を納める「納骨堂」にしても例外なくある変化はどのようなものなのか、本書は納骨堂の「今」を追っている。 第1章「墓じまい...
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哲学

新・冒険論

冒険には必ずと言ってもいいほど「リスク」がつきものである。そのリスクを受け入れながら、新しいこと、あるいは独創的なことに挑むことは登山にしても、普段の仕事にしても変わりない(もちろん程度の違いはあるのだが)。 本書はチベット峡谷踏破や北極圏...
仕事術

ビジネス現場で即効で使える 非ネイティブエリート最強英語フレーズ550

著者の岡田様より献本御礼。 ビジネスの現場によっては英語を使わなければならない機会がある。私自身はと言うとそういった機会に出会うことは今のところなかったのだが、もしかしたら将来英語を頻繁に使う立場や状況になるのかもしれない。そのことを見越し...
国内

貧困の中の子ども

「貧困」はどのようなところでもあるのだが、その中でも特に顕著なのが「子ども」の貧困であるその貧困に対してはドキュメントでも放送されたり、あるいは本書のように書籍にするといった事が挙げられる。その「子どもの貧困」の実態はいったいどのようなもの...
国内

本当に日本人は流されやすいのか

日本は権威主義的であり、同調主義的であるというイメージが持たれる。しかしながら著者は本来は自律性も主体性もあったのではないかと考えているという。ではその流されやすい傾向をいかにして脱し、主体性を持てばよいのかを日本国家というマクロの単位で分...
国防・軍事

フランス外人部隊 その実体と兵士たちの横顔

フランスの軍には一風変わった部隊がある。その名も「外人部隊」であり、フランス国籍を持たない人だけが所属できる部隊である。その部隊とは何か、そして何を任務として、どのような活躍を期待されているのか、実際に外人部隊に所属して、除隊されるまでの日...
仕事術

出世する人の英語 アメリカ人の論理と思考習慣

私自身も実感としてあるのだが、英語は重要なものになってきている。特に昨今ではラグビーワールドカップもあり、来年には東京オリンピックが開催される。その中でビジネスとしてもプライベートとしてもなるべくであれば持ちたいのだが、その英語について、企...
書評

ヒマラヤ大聖者のマインドフルネス

心的に病みやすい世の中である。もっとも人間関係においてギスギスしてしまうこともあり、そのことで生活に悪影響を及ぼすこともある。その対策としてかどうかは知らないが、書店のビジネス書や自己啓発書コーナーに「マインドフルネス」といった本が立ち並ん...
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