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2019年10月

泣かない一人旅 – はじめてでも失敗しない、 最高に楽しい –

私自身一人旅をしたい時分であるのだが、仕事の関係からなかなかできない部分がある。そのため旅にたいするあこがれがある一方で、そのあこがれから実行が難しいと言うほかない状況にある。 私事はさておき、一人旅には成功と失敗は付き物である。その失敗にあってしまい一人で泣いてしまうこともあるかもしれない。それを避けるために失敗しない、楽しい一人旅の方法について伝授しているのが本書である。 第1章「“泣かない一 […]

先生、それって「量子」の仕業ですか?

「量子力学」というと、科学などが苦手な方々にとっては忌避してしまう言葉である。しかしながら、私たちの生活の中で「量子力学」は切っても切れないものである。もっというと今日の生活が便利になっているのは「量子」の仕業と言い切ることができるほどである。そもそも「量子」とはどのような存在なのか、そして私たちの生活にどのような影響を与えているのか、さらにこれからの「量子」はどうなるのか、そのことについて取り上 […]

東大院生が開発! 頭のいい説明は型で決まる

説明をすることは仕事によっては多少はあれど行うことがある。もちろん仕事によっては全くと言ってもいいほど説明しない種類もある。しかしながら多かれ少なかれ説明を行う機会がある。その際相手に対して理解できる様な説明されているかというとなかなかできていないことが多い。かくいう私は説明スキルが下手であるため、なかなか理解されず苦しむこともしばしばある。なぜ分かってもらえないのか、そして分かってもらう説明とは […]

桜疎水

京都は歴史的建造物が数多くあり、日本を形成づけた史跡が数多くあるところでも有名である。それ故か多くの観光客が押し寄せる所としても有名である。その京都が舞台となるミステリー作品6編の短編集が本書である。 今日との様々なスポットを舞台に事件が起こるのだが、男女関係よる妙は統一されているのだが、その「妙」の在り方が六者六様であり、なおかつ後に引くようなドロドロ感はなく、あっさり読める。ミステリーと言うよ […]

取られっぱなしでいいの? 節税のツボとドツボ

年末になってくると会社員は年末調整に、さらには個人事業主などでは来年になってくると確定申告といった「税務」をおこなうシーズンが到来してくる。日本には三大義務があるのだが、その中でも「納税の義務」は国を支えていくための大事なことの一つである。しかし「税金」はネガティブな印象を持たれ、なおかつどうしても最小限にとどめたい感情を持ってしまうことはあるという。 そのために「節税」があるのだが、その「節税」 […]

ライオン・ブルー

青色というと日本における警察官の服がそれを象徴づけている。青色の濃淡はあれど、ほとんどの部分が青色で支配していると言っても過言ではない。 本書の話に戻す。本書は関西のとある地方都市にて働く警官の話になるのだが、その警官の同僚の失踪から物語が始まる。その失踪の謎を追っていく中で、今度はとある家が放火され、その家主が殺されるといった事件に巻き込まれる。接点がないように見えて、実は接点がある2つの事件。 […]

はじめての批評 ──勇気を出して主張するための文章術

今まさに当ブログでは本の批評を行っている。もうかれこれ12年行っているのだが、批評をすることの難しさと面白さの両方を味わいながら、今日もまた行っている所存であり、なおかつ新たな発見を見出している。 ブログに限らず、SNSなど批評をするツールが数多くある。その批評もまた一つの芸であり、私自身一生磨き上げたいと考えている。そんな私でも批評とは何か分からなくなる時があり、もっと言うと批評そのものをしたこ […]

生き残り

本書のタイトルを見ると様々な側面を思い浮かべる、戦争などのまさに生きるか死ぬかの「生き残り」をかけた戦いもあれば、社会的な競争において勝ち負けといった「生き残り」もある。本書はその中でも前者の意味を持っている。 本書の舞台はおそらく大東亜戦争にあたるのかもしれないが、その中でも北ビルマ(現在のミャンマー北部)において米中の連合軍との戦いで苦戦を強いられている中で生き残るために戦う姿を描いている。主 […]

「食べること」の進化史 培養肉・昆虫食・3Dフードプリンタ

食は人間以前にも動物でも草・肉など種類によって食べられてきたのだが、その「食」の在り方は人間と同じように進化してきたと言える。それは人間の生物的な進化はもちろんのこと、文明的、あるいは産業的、技術的など分野を超えている。その「食」は未来どのような進化を遂げているのか、サブタイトルにあるような進化も含めて取り上げているのが本書である。 第1章「「未来の料理」はどうなるか―料理の進化論―」 もっとも「 […]

ジャニーズと日本

今年の7月9日、ジャニーズ事務所の創業者であり、多くのアイドルをプロデュースし、日本の芸能界・演劇界に多大な影響を与えたジャニー喜多川氏が逝去した。87歳だった。ジャニーズにて生まれたアイドルは数知れず、昭和後期から平成、そして令和の現在に至るまでテレビなどで見ない日はないと言われるほどである。そのジャニーズ事務所が生まれ、そしてアイドルとして、演劇として名を馳せるようになった経緯を、アイドルと共 […]