当ブログの「管理人紹介」で生年月日を明かしているのだが、私は現在34歳である。今年35歳を迎えるため、四捨五入するといよいよ40代、俗に言う「アラフォー」の仲間入りを果たすこととなる。実際に40歳になるまではあと6年であるのだが、もっとも毎日当ブログを更新していくとあっという間に迎えてしまう。
私事はここまでにしておき、本書の話に移る。文筆家・エッセイストの著者は1980年生まれで今年40歳になる。その40歳になるまでにやめること(実際にやめたものもある)を列挙している。
第1章「何のために、やめるのか?」
人生にしても、生活にしても年を重ねるうちに「変化」が求められる。その変化についてファッションにしても、考え方にしても、30代のまま続けてしまうとうまく行かないと言うことも往々にしてある。どうしても老いていく時代なので、年に合わせたスタイルを築くためにやめることもまた必要になってくる。
第2章「美容はアウトソーシングしよう」
女性は美が命になることが多くある。その「美」にしても、20代・30代・40代と年代に合わせた方法で行っていく必要があるという。特に40代に向けては「アウトソーシング」をしていくことを著者は提示している。
第3章「お金より惜しいものがある」
お金の使い方次第によって人格は磨かれていく。もっともお金というと「持つ」ことが大事とされてきたのだが、持ってくるとなると今度は「使う」ことに気を遣う必要がある。とはいえ使い方というと「節約」や「家計簿」といったことをイメージされるかもしれないが、それをやめるべきと提示している。
第4章「悪習を断ち切る大人になる」
習慣の中には、「悪習」と呼ばれるものもある。その悪習を辞めることは必要と誰もが言えるのだが、実のところそれを実行できる人は少ない。ではどのように断ち切るべきか、そのことについて取り上げている。
第5章「手抜きの後ろめたさと戦う」
実のところ「手抜き」と言うと悪いイメージがもたれるのだが、「時短」や「コスパ」と言った言葉があるように、手抜きを持ってして自分自身の時間を捻出することが重要となってくる。そもそも「手抜き」が悪いイメージとされる要因としては「後ろめたさ」があり、それに負ける人が多くいる。そことどのようにして戦っていけば良いかを伝授している。
第6章「日本を離れるに到るまで」
著者は現在アメリカのニューヨークに在住している。もっとも日本を離れることとなった要因としては人づきあいや睡眠、満員電車をいかにして脱したら良いか、そして自由に生きるためにはどうしたら良いかを考えていった結果アメリカに移住することとなったという。
生き方は常々変化する。その変化は年代もあれば、仕事の状況によって変化はつきものであり、なおかつ自分自身のライフスタイルを見直し、変わり続ける必要がある。その変わることを考えるきっかけとなるエッセイがここにある。
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