見えない戦争

「戦争」と言うと武器のドンパチがイメージされるのだが、第二次世界大戦後、アメリカ・ソ連との核開発を行うと行った戦争、つまり「冷戦」といったことが行われた。その冷戦後でも実際に戦争が行われたり、あるいはサイバー戦争など武器との戦いを行わないといった見えない戦争が今もなお起こっている。その見えない戦争はどのようなものなのか、そしてどのような展開をしているのかそのことを取り上げている。

1章「日本」
日本における「見えない戦争」というと、外交はもちろんのこと、冒頭でも述べたようにサイバー戦争もまた例外なく存在する。ほかにも政治などの国の方向を定めるやりとりの中でも見えない戦争があるのだという。

2章「アメリカ」
アメリカがこの見えない戦争の中心地にいるのだという。もっとも見える戦争でもアメリカが起こすと言った事が戦後になって何度かある(ベトナム戦争やイラク戦争など)。もっともなぜ中心なのかというと、それは大統領であるドナルド・トランプの存在がそうさせている。

3章「中国」
その見えない戦争の対立軸の大きなものとしてアメリカの対極にあるのが中国である。中国では習近平を中心とした体制でさらなる大国化を図っていくという動きがある。その動きはアメリカなどの国々に対してどのような影響を与えているのかも取り上げている。

4章「朝鮮半島」
朝鮮半島もまた見えない戦争に加担しており、韓国では日本と、北朝鮮では日本を含めた周囲の国々、そしてアメリカとの戦いが起こっている。その戦いはどのように進んで行っているのかを取り上げている。

冒頭でも述べたように、戦争と行っても武器で直接戦うとは限らない。サイバー戦争はもちろんのこと、外交もまた言葉を交わした「戦争」のようなものである。そのことに対して日本はどのような対応を行っていけばよいのか、直面している現状にあると言える。

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