出世する人は一次会だけ参加します

私自身は飲み会が好きである。色々な人と腹を割って話したり、自分の知らない話を聴いたりするなど、お酒を通してだが、人との関わりを持つことができ、自分自身の知見を広めることができるメリットにもなる。

昨今のコロナウイルスの影響もあり、対面での飲み会自体が難しく、今となってはインターネット環境を利用して、「リモート飲み会」を開催すると言う話を聞くが実感としては動なのかはやったことがないから分からない。

本書の話に移る。今ではなく、よくある話として会社の中で飲み会が行われることは多かれ少なかれ存在する。その飲み会を一次会だけで切り上げると言う方の行動パターンは会社としての出世にも関わってくるのだという。それはどこにあるのか、本書は会社としての残業や関わり方などを踏まえて取り上げている。

第1章「出世したいなら残業すべきか」
もしも私が会社勤めをしているとしたらどうなるのかというと、元々仕事好きのためどうしても残業してしまう。それが正しいかどうかについて聞くと会社側からすると正しくないと言える(コストや健康などの面などで)。他にも飲み会に参加をするか、あるいは会社の近くに住むべきかなど考える基準は多々存在する。

第2章「会社にしがみつくのは今、適切な選択か」
今となっては会社勤めでも「安心」と言うわけではない。経済的な影響によるリストラも起こっており、また長らく安定した企業が倒産の憂き目に遭うこともしばしばある。もっとも会社から出て独立したとしても収入が見込めるわけではなく、無収入が続くことでさえもある。このためどっちを選択すべきかの「究極の選択」を強いられることとなる。

第3章「「会社の価値観」から「自分の価値観」へ」
会社に就職するという考え方は戦前から存在したのだが、戦後になって一般的なものとなった。とはいえ本当の意味で「働く」ことは、決して会社勤めをしなければ鳴らないという縛りはない。会社じゃなくても、団体や個人だけで行うという方々も少なくない。
話は変わるが本章では「価値観」を取り上げているのだが、個人にしても会社にしてもそれぞれの「価値観」を持っている。その価値観について行けるかどうか会社にしても、自身にしても見定める必要がある。

第4章「世代によって違う「働き方のルール」」
「働き方」そのものは世代によって異なっており、社会人になってから、リタイアするまでの間一貫して同じと言うことは存在しない。ビジネス書の世界でも明日香出版社にて出版されるアスカビジネスにて「ルール」シリーズがあるのだが、男女、さらには立場、もっと言うと歳によって色々なルールが出版されており、考え方・働き方が変わってくるのがよくわかる。

会社に勤めている方々であれば「出世」と言う言葉がつきまとう。その出世に対してどのように向き合い、なおかつ働いていくべきか、どのような考え方を持つべきなのか、人それぞれであるが、本書はその中でも「選択肢」を提示している。その選択肢をもとに自分自身に会った会社勤めをして見てはどうか。

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