東大式筋トレ術 筋肉はなぜ東大に宿るのか?

新型コロナウイルスの影響もあり、巣ごもりの如く家にいる方々も多い。しかしながら家にいると運動不足に悩んでしまい、いわゆる「コロナ肥満」や「コロナ太り」となってしまい、体重が増えてしまうような方々もいる。

その運動不足を解消すべく、マスクをつけて散歩をしたり、ランニングをしたりする方も多くいる(かくいう私もマスクをつけてウォーキングを行っている)。中には家の中で運動を試みる方々もおり、筋トレを行うと言ったこともある。そこで本書である。本書は著者にもあるように東大のボディビル&ウェイトリフティング部直伝の筋トレ方法を伝授している。

第1章「勉強力は筋力である」
本章のタイトルを見るとまさに「脳筋」と言えるのではないだろうか。それはさておき、勉強で学力を上げるのも、筋トレで筋力を上げるのも「継続は力なり」であるが如く、「正しく続ける」ことが大事になってくる。

第2章「東大式筋トレの基礎を学ぶ」
本章では筋トレとはどのようなものかを取り上げつつ、いわゆるゴールを決めるまでの目標決めはもちろんのこと、ジムの選び方、さらにはプロテインなどの準備について取り上げている。昨今、トレーニングジムは休業している所も多いため、目標の決め方とプロテインを先にやっておくと良い。

第3章「実践! 東大式筋トレ」
本章では筋トレの方法を取り上げているのだが、主にジムにてトレーニングする際にダンベルやベンチプレスなどの器具を使ってのトレーニングが中心となっている。そのため家の中でもしダンベルがあれば実践できるものもある。

第4章「東大式筋トレを支える食事と栄養」
筋トレで筋力をつけるためにはトレーニングばかりではない。食事などを行う中でどのような栄養が必要なのかを知り、なおかつ摂取を行っていく必要がある。本章では食事方法や必要な栄養について取り上げている。

筋トレは運動を行う人だけだと思ったら大間違いである。普段の生活の中でも使う筋肉があり、適切につけることによって、普段の生活もより良いものとし、なおかつ活力を上げる効果もある。新型コロナウイルスが蔓延している中で心の健康を維持していくためには、体の健康、そして筋肉の健康も保つ必要がある。その一つの手段として筋トレがある。