仕事をしていると、様々な要因から心が折れてしまい、精神的な病を起こしてしまうケースも少なくない。もっともビジネスにしても人間とやりとりをしていることがほとんどのため、心の在り方が問われることが大いにある。そのため、激変するビジネスには心をどうやってつくるのかがどうしても大切になってくる。本書はその心をどうやってつくるのかを伝授している。
第1章「心をストレッチするために身体を温めて動かして」
まず心は筋肉と同じようにストレッチをして柔らかくする必要がある。心の持ち方にしても、やわらかさによってストレスという衝撃に耐えることができるのだという。筋肉にしても柔軟などを行わずに、そのまま運動をすると怪我のもととなってしまうように、心もまたやわらかくする必要がある。また温めたり、動かしたりすることもまた心をやわらかくする要素でもある。どのようにやわらかくするか、実際のストレッチの如く身体を動かすことであるという。
第2章「本能のままに飲んで、食べて、ストレスを溜めない生活を」
ストレスは誰にでもあるものである。しかしながら過度にストレスを溜めてしまうと、心身ともに悪い方向へ向いてしまう。ストレスを溜めない生活が大事になってくるが、ここでは「本能」がキーポイントである。本能を理性で抑えるのだが、その理性が勝ってしまい、本能を必要以上に抑えてしまうことでストレスを生んでしまう。そのため本能のままに生活を送ることもまた心をやわらかくする要素としてある。
第3章「心をやわらかくしてビジネスを向上させる」
心をやわらかくすることはビジネスにも直結する。人間関係はもちろんのこと、習慣を改めるきっかけもあり、なおかつ仕事においても良い印象を受ける、あるいは声調をする糧にもなる。
第4章「心をやわらかくする生き方のコツ」
おそらくビジネスと言うよりもビジネスの中でどのように「生きる」かが、心の持ちようで左右される所にあたる。その生き方の中でどのようにして心をやわらかく行えば良いのか、その心構えを取り上げている。
第5章「心をやわらかくして自身の能力を飛躍させる」
心をやわらかくすることにより、習慣や完が方も変わってくる。自分自身の成長するための課題を見出したり、指摘や逆境の捉え方を変えたりすることによって、自分自身が「変わる」。その「変わる」ことによって自身の能力を飛躍的に向上することができる。
第6章「心をやわらかくして夢を叶えていく」
夢を叶えるためにも心の持ちようも変える必要がある。その持ちようをどのようにするべきか、そのことについて取り上げている。
今の世の中もそうであるのだが、ビジネスの世界はまさに「激変」が頻繁に起こる。その変化に対応できる人が必要になってくるのだが、現状維持を好む日本人ではなかなかうまく行かないことが多い。その変化などに対応しきれず、心的なストレスを持ってしまい、そのことでビジネスキャリアを棒に振ってしまうことも大いにある。激変する時代だからでこそ、心の持ち方を今からでも変える必要がある。その変える方法が本書にて網羅されている。
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