修羅の家

「女性」のことは男性に聞いてもわからないことがたくさんある。最も考え方や性的な特徴までまるで違う。しかしそのなかで、女性のなかにある「恐怖」の姿がここにあったと言うほかない。

本書の主人公の男性は暴行されている現場をとある女性に目撃され、かくまわれた。そのかくまわれた先は「家族」と称しているのだが、その「家族」そのものの存在自体がおぞましく歪んでいた。

本書の帯には「悪魔」と言った表現で用いられるのだが、本書に出てくる中にある「家族」の中心にある中年女性がいるのだが、その中年女性こそが「悪魔」と言う言葉が似合うほどの存在であった。しかしその悪魔と呼ばれる女性の「家族」の中には女性ばかりではなく、主人公とは違う男性もいた。その男性には初恋相手がおり、「家族」の中で再会することとなった。両方の「脱出」までの物語もあるのだが、「悪魔」のなす所業は、字面から呼んでいても「胸糞が悪い」という言葉が強く似合う。

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