ここ最近では「腸活」が一大ブームとなっている。腸内環境をよくして、内面から健康的な生活を送ると言った狙いがある。実際に私もここ最近では内臓疲れが目立つようになり、それを抑えるために、腸活や菌活を行うようになった。実際に行っていくと、自分でも驚くほどアクティブになることができるほどにまでなった。まだまだ実施途上であるため、これからもドンドンと進めていきたい所存である。
私事はさておき、腸活ブームにある中で、著者は大腸は劣化していると指摘している。その要因と、その対策方法について取り上げている。
第1章「ホントはこわい!?「便秘」」
腸活の一つとして便秘解消があり、便秘自体は深刻な問題として扱われることが多くある。女性としては肌に悪いといったものであるのだが、実際は心身の不調を起こす原因にもなる、あるいは私のように内臓疲れを起こしやすくなるなどの側面を持っている。
第2章「腸内フローラを知っていますか」
実際に腸活を行っている方々であれば、本章で紹介する「腸内フローラ」は理解していることだろう。「腸内フローラ」とは、
腸内細菌の集合体は、顕微鏡で見ると花畑のように菌種ごとにまとまってみえることから、「腸内フローラ(腸内細菌叢・ちょうないさいきんそう)」と呼びます。お花畑には平和でおだかやかなイメージがありますが、実際にはおびただしい細菌群が菌種どうしでなわばり争いをしています。p.40より
とある。実際に腸内フローラによいと呼ばれるサプリメントが存在するのだが、そもそも腸内フローラ自体が菌の集まりといったものであるため、腸活を行うのであれば、フローラのなかにある細菌をよくすると言ったことが必要である。
第3章「大腸の時代が来た!」
もともと健康そのものを司っているのは内臓であり、その中でも末端の所が大腸である。この大腸が原因による病気もあり、なかには死因として取り上げられることも少なくない。特に有害菌を抑えるための最後の砦としての役割を担っており、生活習慣病の予防を行う中で大腸は大きな役割を担っているのだという。
第4章「日本人の大腸は劣化している?」
本章のタイトルにある要因としては、日本人にてがんで亡くなっている方のなかで特に大腸がんが多くいるという。またがんに限らず、潰瘍性大腸炎をはじめとした大腸における難病にかかる人も増えている。その要因としては日本人における食生活や生活習慣の変化が挙げられる。
第5章「腸内細菌との出会い」
腸内細菌というと色々とあるのだが、本章では主に「ビフィズス菌」や「乳酸菌」「短鎖脂肪酸」を取り上げている。それぞれ大腸に利点があり、どのような部分でよいのかを取り上げている。
第6章「2週間で腸を変える! 大腸活 十ヵ条」
便秘気味だったり、内臓疲れがひどかったりする方々であれば、生活習慣や食習慣を一度見直した方が良い。しかしどのようにして見直したらよいか、本章では十ヵ条という形で提示している。
人間における運動や思考など、ありとあらゆることは脳の他にも内臓の働きが非常に重要である。特に内臓を動きが、脳や筋肉にも大きな影響を及ぼすだけに、内臓のケアやメンテナンスも大切になってくる。そのための「腸活」であり、本章における「大腸活」である。
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