2020-11

書評

メルカリ 希代のスタートアップ、野心と焦りと挑戦の5年間

フリマアプリ「メルカリ」が生まれたのは2013年の7月の時である。そこから瞬く間に広がりを見せて、今となっては日本・アメリカなどで使われている。しかしながら、今年の新型コロナウイルスにまつわるマスクなどの転売を始め、配布されているものやチケ...
国内経済

家計簿と統計―数字から見える日本の消費生活

日本における実体経済を測定するものはいくつかあり、特にメディアとしてよく見られるのが「消費者物価指数(CPI)」である。これは、 消費者物価指数は、全国の世帯が購入する家計に係る財及びサービスの価格等を総合した物価の変動を時系列的に測定する...
日本人

三島由紀夫 悲劇への欲動

私自身少し驚いており、元々岩波新書自体、三島由紀夫の思想とは真反対にあるような印象が強かったのだが、その岩波新書に三島由紀夫にまつわる本が上梓されるとは思ってもみなかった。 それはさておき、1970年11月25日に三島事件(「楯の会事件」と...
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書評

採用ファースト経営 中小企業の加速度的成長を可能にする 超攻撃的「人財ファースト経営」の全貌

新型コロナウイルスの影響により、企業の倒産も相次いでいるほか、さらには早期退職や希望退職の募集をかけるなど困窮している事情を持っている所もある一方で、コロナ以前から人材不足にあえいでいる企業も少なくない。 そこで本書である。本書は大量採用を...
哲学

実践 自分で調べる技術

ここ最近では本はもちろんのこと、インターネットの発達により、より容易に調べることが可能になってきている。しかしながら、調べて終わりというわけではなく、調べて行く中で「その情報に信憑性があるのか」と言うことも裏付けを行っていく必要がある。 日...
日本史

蒙古襲来と神風 – 中世の対外戦争の真実

2013年にウェブマンガとして「アンゴルモア元寇合戦記」が連載され、今も続いており、2018年にはアニメ化された。このマンガのタイトルにある通り「元寇(げんこう)」と呼ばれるモンゴル帝国(元朝)と日本との戦いを表している。 元々元朝が対外侵...
書評

最強の農起業!

「農業」と言うと衰退の一途を辿っているという印象を持たれる。その一方で、これからの農業は明るいと言ったニュースも見聞きする。特に前者の方が色濃くあり、年々農業人口が減少し、さらには自然災害に伴い、売上が激減、さらには今日のコロナ禍により、廃...
哲学

哲学しててもいいですか?―文系学部不要論へのささやかな反論

大学にまつわる議論の中で「文系不要論」と言ったことをよく聞く。文学部や哲学部などを不要とする議論であり、2014年の文科省の「国立大学法人評価委員会」の中で出てきたことである。この議論が出てきてから賛否両論が相次いだ。もちろん否定的な意見も...
書評

私のことならほっといて

本書の表紙を見て「ほっといて」と言われたらどうするか。文字通り放っておくのか、それとも、キレイな女だから助けるといった意見もあるのかもしれない。ある意味ナンセンスの光景から「ほっといて」と言われると、どうしたらよいのかわからない、どう突っ込...
書評

我々はなぜ我々だけなのか アジアから消えた多様な「人類」たち

人類が誕生したのは約400万年前、アウストラロピテクスが出現したときに始まる。そこから人類としての進化が始まり、ジャワ原人、北京原人などの原人から、今のようなホモ・サピエンスになっていった。その人類の進化について、特にアジアの観点からどのよ...
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