年末恒例ランキング2020

こんにちは。蔵前です。

今日は2020年最後の投稿です。毎年恒例ですが年末と言うことでランキングを取り上げていきたいと思います。今年取り上げた365冊の中で特に印象に残った5冊を取り上げていきます。

第5位:伝える人、永六輔 『大往生』の日々

ラジオの名手であり、「大往生」でベストセラーとなった永六輔の姿をその本の編集者自らの観点から綴った一冊ですが、編集者でしかわからない側面、独特のエピソードがあり、なおかつ著者と永六輔の固い絆が結ばれていた印象が強かった一冊でした。

第4位:仕事論

今年は「水曜どうでしょう」の新作が2作品も出てくるとは思いませんでした。それはさておき、どうでしょうのD陣(一人は魔神)が会社とは何か、仕事とは何かについて、腹を割って話している姿がここにありました。

第3位:新型コロナウイルス―脅威を制する正しい知識

発生したのは昨年、しかし、日本では今年の2月頃から猛威を振るい始め、緊急事態宣言まで出て、現在もまた猛威が広がっている新型コロナウイルス。私自身も周りで大きな変化が起こったとも言えます。このときはまだ6月に判明した当時ですので、今ある変異種もさることながら、ワクチン開発がどうなっているのか刻一刻と変わってきていますので、最新の情報は常に、なおかつ正しく得続けましょう。

第2位:あきれた紳士の国イギリス

EUを離脱したイギリスはどのような国かというと、「紳士の国」というイメージを持たれるかもしれません。そういった方々は是非本書を読んだ方が良いです。そのイメージを完全に崩せるほどの力を持っています。

第1位:おっぱい先生

タイトルからして卑猥な印象を持たれるかもしれませんが、中身は本当の意味で考えさせられます。というのは当記事でも言及したのですが、「WHO」が「世界母乳育児週間」をかかげ2025年までに完全母乳率を引き上げる事を掲げ、母乳育児を積極的に行う家庭もいることから、「母乳が出ない」「出すと痛い」という男性ではとても考えられないような苦しみをありありと表現している所にあります。そして母乳を通して子供が育てられる喜びもあり、子育てと母親のつらさがグサリと伝わる一冊でした。

第3位でも言及したとおり、今年は新型コロナウイルスの影響が強い1年でした。現在進行形で続いており、来年もいつまで続くのかわからない状況です。ただ読書・本は今もなおあり、「STAY HOME」だからでこそ、家の中で読書を、と言う方々も多くいるでしょう。またZoomなどを利用してリモートでの読書会も所々で開催されているようです。私自身はまだ参加していないのですが、縁があれば是非参加したりもしてみたいと思っています。それらも含めて2021年は大きな変化があり、なおかつ当ブログも含めて温存していた企画を行っていこうとが作中です。

2021年もまた私、蔵前と「蔵前トラックⅢ」をどうぞよろしくお願いいたします。

「蔵前トラックⅢ」管理人 蔵前