痛い靴がラクに歩ける靴になる

皆さんは新しい靴を履くと、「痛い」と言った感覚を覚えることはあるか。履き始めていきなり「痛い」と思うこともあれば、はき続けていくうちに「痛い」と覚える方もいるかもしれない。その「痛い」と言う感覚は我慢をするのか、しないのかで変わってきて、特に前者になってしまうと靴擦れといったことや、外反母趾をはじめ、足に大きな負担をかけてしまうことによる代償も少なからず受ける。そこで本書である。足に合う靴をどのように見つけたら良いかもあるが、お気に入りの靴であってもラクに履けるテクニックなど、靴に困っているところを解決するエッセンスが詰まっている。

第1章「なぜ足に合う靴が見つからないの?」

靴は靴屋ばかりで無く、様々な店で販売している。もっともその中でお気に入りの靴を見つけると言ったかもいれば、志向や行動によって負担をかけないように選ぶ、いわゆる「足に合う靴」を探す方も少なくない。しかしながら足に合う靴を探そうとしても、実際に試着してみて検討して決めるまでは良いのだが、試着したときと、履き続けたときとの感覚が異なるため、足に負担をかけてしまったり、さらには歩きにくくなったり、また足自体が大きく変化してしまい、通常の足から変わってきて、身体全体が疲れを負ってしまうと言うこともある。本章ではどのように試着して靴を選んだら良いのかを細かく伝授も行っている。

第2章「痛い靴がラクに歩ける靴になる! インソールテクニック」

靴を履いたことによる負担を軽減するために、ありとあらゆる「インソール(中敷き)」が売られている。かくいう私も、インソールは結構購入しており、TPOに合わせてインソールを変えている。

しかし本章では痛い靴をいかにラクに履くようなインソールを選ぶべきかにフォーカスを当てている。

第3章「女性の足は想像以上に変化する」

靴にしても、インソール選びにしても、TPOに合わせた正解はあるのだが、はき続けていく内に、正解がやがて不正解へと変わっていくことも往々にしてある。足自体が生活の変化によって細かく変わり、その細かい変化によって靴・インソールも変わってくる。本章ではその変化の振れ幅がどのようになるか、あくまで本書自体は女性であるため、女性ならではの要因も含めた変化を取り上げている。

本書は女性のための靴の選び方であるのだが、男性でも靴の選び方は存在する。仕事にしても、プライベートにしても、使う用途によって選ぶ靴も変わり、なおかつインソールも選ぶ必要がある。普段使う靴は歩いたり、走ったりすることよって足はもちろん身体全体にも変化を生じる。だからでこそ、靴やインソール選びは繊細に決めていく必要があるが、どう選べば良いのかは本書を参考にしておくと良い。

コメント

タイトルとURLをコピーしました