表紙だけをパッと見ると制服を着た少女たちが地球を征服するというイメージがある(ダジャレはさておき)。
しかし本書はSFの世界で、とある悪魔が地球を侵攻し、征服した。しかし数万年の時を経て、征服された人々とが地球を取り戻す、いわゆる「再征服」するために動き出すというものである。その征服についてメインとして動くのが本書の表紙に出ている8人の少女たちである。しかしそう考えるとなぜ表紙が「制服」を来ているのかが気になる。むしろ冒頭のことを考えてのことなのか、それは著者自身の思うところであるため定かではない。
地球の取り戻しを賭け戦う少女たちとが宇宙に広がっていき、あたかも「宇宙戦争」のようにスケール大きく描かれているのだが、著者の趣味のせいかは不明だが、少女たちの百合の展開もけっこう描かれている。
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