猫はふしぎ

言うまでも無いが本日2月22日は「猫の日」である。しかも今年は「2022222日」と、2が6つも揃うフィーバー、ではなく「スーパー猫の日」とも呼ばれている。これだけ2が揃っているだけあり、インターネット上では猫の話題が満載であり、なおかつ企業の公式Twitterでも1日限定で猫に因んだ名前に改名している。

猫に関しての書評を行った際に何度も書いているが、私も猫が大好きで、猫のニュースや動画などを視聴してはほんわかしてしまうこともあれば、地域猫がいると、猫の鳴き声を真似して、振り向かせようとして楽しむ。

さて本書であるが、猫には様々な「不思議」があるのだという。本書はそのことについて紐解いている。

第一章「ネコの体について学ぶ」

「体」と言うと、連想するものとしてイグノーベル賞にもなった「猫は液体」というものである。特に狭い所が大好きで、小さい箱や器などに好んで入る。しかも見るからに入らないだろうと思った所でも入ってしまうのだから驚きである。

ちなみに本章では身体ばかりではなく、魅力の一つである猫パンチや肉球、しっぽなどについて取り上げている。

第二章「ネコの習性・行動について知る」

猫には色々な習性がある。しかしながら猫も色々であり、習性として嫌がることも好む猫もいれば、その逆もいる。

もっとも一般的な猫の習性はどのような傾向にあり、なおかつ私たちが持っていたけいこう認識とどのように差異があるのか、そのことについて取り上げている。

第三章「ネコのココロを読み解く」

猫にも「心」がある。気まぐれな性質でありつつ、時には甘えん坊になったり、ツンデレになったり、さらにはネコハラニャンサムウェアになったり、と色々な感情を出す。その背景にはどのような心があるのかを紐解いている。

第四章「ネコと心地良く暮らすために」

猫には好き嫌いと言うよりも、食べさせていけないものもいくつか存在する。食事はもちろんのこと、お菓子についても同様である。また食べるものや量についても気をつかうことによって長生きすることもできるようになるという。他にも騒音や遊びなど心地良く暮らすための方法を列挙している。

第五章「もっと知りたいネコのこと」

猫にも色々な種類がある(雑種(ミックス)も含む)。数ある種類の中での身体的特徴から不思議な力に至るまで、猫の奥深い「謎」を浮き彫りにしている。

猫は知れば知るほど可愛くもあり、謎多き生物である。謎が惹きつけるのか、それともかわいさが惹きつけるのかは不明だが、猫には何とも言えない魅力があり、その謎の片鱗を知ることができる一冊である。そんなところで、今日はたっぷり猫を楽しもうか。