自分のやりたいことを全部最速でかなえるメソッド 高速仕事術

仕事によっては正確性が求められたり、スピードが求められたりする。ケースバイケースかもしれないが、いかに「正確性が求められる」とはいえど、必ず「締め切り」などの制限時間が設けられることもしばしばある。その制限時間いっぱいで仕事を行うばかりではなく、優先度の低い仕事は早めに終わらせて、優先度の高い仕事をこなしていくこともまた求められる。仕事のやり方はそれぞれあるが、「高速」で行っていくにはどうしたら良いかを本章にて取り上げている。

第1章「なぜ「高速仕事術」で、みるみる成果が上がるのか?」

書店に行くと様々な「仕事術」が陳列されている。仕事そのものの考え方・やり方はもちろんのこと、職種などによって細かく区切られている仕事術も存在する。もっとも仕事術となると、読んだだけでは何も得られず、実際にやってみるといった「実践」が大切である。その実践を自分自身の仕事に当てはめて、形にすることによって成果を挙げていく。本章でも同じようにどのように実践していくかの概要を取り上げている。

第2章「3日で劇的に成長する! 「高速仕事術」のやり方」

本章から具体論に入っていく。仕事に対してどのように動いていけば良いか、こなしていけば良いか、ルール作りから、時間の使い方に至るまで網羅している。

第3章「「高速仕事術」を習慣化するためのメンタルセット」

高速で仕事をこなしていくためには、第2章のことを行っていく必要があるが、実際に染みつくまでには「習慣」に転じていくことが大切である。その習慣にして行くにはどうしたら良いか、「メンタルセット(マインドセット)」として伝授している。

第4章「3カ月でキャリアに! 壁を打ち破るための「超集中フォーカスノート術」」

今度は仕事における「ノート」術である。ノートを使わない方もいるかもしれないが、実際にノートを使う機会もあるかもしれない。ただ本章では「キャリアアップ」も含まれており、そのためにはどうしたら良いかなどにも言及したノート作りとなっている。

第5章「3年でビリオネアに! ライバルに差をつけるための対人力」

決して宝くじを当てろと言うことではない。対人関係をどのように築き、なおかつ稼げるようにしていくか、リーダーシップからお金に関しての考え方に至るまでを言及している。

第6章「高速仕事術にパワーを与える生活習慣」

仕事を行うには知力・体力・集中力が求められる。それをつくっていくためには、普段の仕事はもちろんのこと、生活面でも改善を行っていく必要がある。その生活面での改善をいかにして行っていくか、本章では「脳科学」の観点から取り上げている。

仕事はスピードが求められる。もちろん正確性も大事だが、それ以前にある程度の完成度を持っていくまでにはスピードが大事であり、そこから完成度を突き詰めていく時間を作ることができる。その一方で、他の仕事を行うことができる時間も作ることができる。仕事に限らずとも、ビジネスのスピードはだんだんと速くなっている。それに応えるように仕事も「高速化」する必要があるが、そのバイブルとして本書がある。