2022-02

書評

電通現役戦略プランナーの ヒットをつくる「調べ方」の教科書 あなたの商品がもっと売れるマーケティングリサーチ術

よく「マーケティングリサーチ」と言う言葉を聞く。本格的に行ったわけではないのだが、他の会社との比較などを行うなどの仕事を行っていたこともあったため、「片足を突っ込んでいた」と言う言葉が適当か。しかし「マーケティングリサーチ」と呼ばれるものは...
スポーツ

スノーボードの誕生 なぜひとは横向きに滑るのか

今月11日、北京オリンピック男子ハーフパイプにて日本の平野歩夢選手が金メダルに輝いた。スノーボード競技について男女通して初めての金メダル獲得である。平野選手自身もソチ・平昌の両五輪で連続銀メダルとあと一歩及ばなかったが、3度目の挑戦にして初...
書評

仲人の近代 見合い結婚の歴史社会学

「コロナ禍」は様々な所で起こっている。飲食業界や旅行業界などがメディアにて注目されるのだが、冠婚葬祭の業界もまたコロナ禍のあおりを受けてキャンセルが続出し、キャンセル料を巡る裁判まで起こっているという。 もちろんコロナ禍により結婚が少なくな...
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書評

サクッとわかる ビジネス教養 行動経済学

「行動経済学」とは、 実験などで観察される人間行動を基に構想された経済学。ホモ‐エコノミクスを前提とする経済学の非現実性を克服する意図をもつ「広辞苑 第七版」より とある。経済学の中でも特に実践的かつ、ビジネスの要素でも扱われやすい分野とも...
日本

何とかならない時代の幸福論

時代は変わる。その変わる時代の中で「何とかなる」こともあれば「何とかならない」と思えるようなことも往々にしてある。特にここ最近では「コロナ禍」「コロナショック」により、「何とかならない」声がどうしても聞こえてくる。 そのような時代の中で「幸...
教育

パンツを脱いじゃう子どもたち―発達と放課後の性

恥ずかしながら本書のタイトルを見て、つい「クレヨンしんちゃん」の野原しんのすけを連想してしまった。今はほとんどマンガ・アニメでクレヨンしんちゃんは観ないのだが、小さい頃はよく見ており、ことあるごとにパンツを脱いでいたシーンがあったことをつい...
書評

越えていく人——南米、日系の若者たちをたずねて

本書は著者自身がペルーに住みながら、ペルーを含めた南米諸国を渡り、日系人たちとの出会いを通して、越境していくこと、日系人とはなにかを見出している。そもそも「日系人」とは、 日本以外の国に移住し当該国の国籍または永住権を取得した日本人、および...
哲学

サステイナブル・ライフ―自分も社会もすり減らない生き方

本書のタイトルにある「サスティナブル」は英語に変えると「Sustainability(持続可能性)」を意味している。ここ最近取り上げられているSDGsの「S」も「Sustainable(持続可能)」を頭文字を取っているため、わりとホットな英...
書評

山海記

2011年 この年の意味というと、多くは11年前に起こった東日本大震災を想像するだろう。無論私も同意見である。しかしこの年には震災と同時期に中東諸国にて「アラブの春」が起こった。また日本における天変地異として2011年台風12号による紀伊半...
書評

悲劇の世界遺産 ダークツーリズムから見た世界

先日、新潟の「佐渡島(さど)の金山」を世界遺産登録について話題となった。特に過去の歴史的な遺産について登録になるかどうかの論議もあり、私の住んでいる鎌倉市も世界遺産登録の推薦があったのだが、残念ながら「不登録」となった経緯もあった。 また世...
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