自分の<ことば>をつくる あなたにしか語れないことを表現する技術

「ことば」はビジネス・プライベート関わらず使う。もちろん日常の中でもひょんな「ことば」と出会い、使っていくことによって、自分自身のモチベーションがアップする、あるいはダウンすることさえもある。

ブログや記事についても、ここ最近では動画や画像などが中心になることが多くあるが、けっこう「ことば」を紡ぐことも多くある。特にビジネスの場では「ことば」がパソコン・紙問わずに使われる。

ことばは本やネットを始め色々な場で得られるのだが、「自分でつくる」こともまた必要になってくる。特に論文やレポートは引用ばかりではある種「丸パクリ」になってしまい、なおかつ普段の所でも、「伝わらない」といった短所もある。そこで本書はどのように「自分」で「ことば」をつくっていけば良いか、その技術を伝授している。

第1章「自分のテーマを発見する」

ビジネスの場、あるいは論文やレポートなどを作る際に「テーマ」がある。そのテーマは自分自身の考える根幹を表すことが多くある。当ブログの場合はあくまで書評のため「タイトル名」しか入れていない(もちろんサブタイトルを入れることもあるが)。そう考えるとテーマは自分の「ことば」ではないと叩かれてしまうのだが、ブログ以外の所ではけっこう自分のテーマをつくることが多い。

私事はさておき、テーマを見つける、あるいは作るのは自分自身の文章展開していく上での「柱」になるため、どのように選ぶかを考える必要がある。どのようなものを選んだら良いかを本章にて示している。

第2章「自分のテーマを表現する」

自分自身の「ことば」をつくっていくためには、どう「表現」するかも大切である。ではどのように表現をつくっていくかはテーマからどのように主張していくかにかかるのだが、相手に対してどう「説得」するかといった主軸も忘れてはならない。

第3章「自分のテーマで対話する」

自分の持っているテーマ、主張、表現でもって相手に「対話」をかけていくことも大事である。ビジネスの場合は雑談や会議、研究などの場では「ディスカッション」「ディベート」といったものがある。主張に対しての反対意見、疑問などが出てくるが、それに対してどのように「説得」「納得」していくかもまた必要で、それも一つの「表現」になる。

ビジネスに限らず、プライベートでもSNSを使っていくことが多い。それだけ「ことば」を使う、あるいは触れる機会も多くなる。多くなればなるほど表現も多彩になってくるが、実際に「使う」立場になってくると、どのように「ことば」を表現していくかを考える必要がある。文章術やコミュニケーション術といった本も数多く存在するが、それ以前に、どのようにして「ことば」を紡いでいけば良いかを考える必要がある。その参考に本書がある。