センス・オブ・シェイム 恥の感覚

アメリカの人類学者であるルース・ベネディクトが上梓された本の中に「菊と刀」という本がある。これは1946年、ちょうど大東亜戦争が終わって1年後に上梓されたもので、日本の文化についてを説明した一冊である。その中に日本には「恥の文化」と定義されたのが有名である。当ブログでも民俗学について取り上げているが、「恥の文化」についても別の本でいくつか取り上げたことがある。

それはさておき、日本人には恥の文化があるとするならば、世間一般における「恥」と、その人自身における「恥」の感覚はずれるところが往々にしてある。本書はその「恥」を基軸にした居心地について描いているエッセイである。

人は誰しも経験や性格などにより、異なる価値観が醸成される。その価値観の中には「恥」の感覚もあり、ある人にとっては普通であっても、人によっては「恥」だと思う行動・考えもある。その「恥」におけるズレはエッセイを通して知ることができるが、人それぞれ違うことを受け入れることができるかどうか、その人にかかっているとしか言いようがない。

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