エチュード春一番 第一曲 小犬のプレリュード

家族が父の転勤に伴い離れると共に、一人大学のために自宅へ残った女子大生。新しい大学生活も決して良いものではなく、なおかつ家族もいない中での実家暮らしで、もやもやとした毎日を送っていた中で、ある犬が迷い込み、飼うことになった。しかしその犬は不思議な力を持っているだけでなく、人間の言葉をしゃべる犬で、しかも自信を「神」と名乗るのだから、不思議と言うよりも「奇妙」という他ない。

1人と1匹の犬とで暮らす大学生活はゆったりとしたもので、友人も築きながらも、同時にある「事件」も起こるといったスリリングな展開もある。

本書は「第一曲」と書いてあるだけに続編ありきの一冊になっているのだが、なぜ「神」と名乗る犬がやって来たのか、そして次々と起こる「事件」の真相とは何かなど、様々な「伏線」を残して終わる一冊である。一冊完結では無く、第二曲・第三曲と見ていくことによって本書の面白さが増してくるのかも知れない。

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