先が見えなくても、やる気が出なくても 「すぐ動ける人」の週1ノート術

ノートは使う人・ことによってやりようが変わってくる。もちろん巷の本屋にも様々な「ノート術」があり、ビジネスはもちろんのこと、プライベート、さらにはマネーメンタルに至るまでのところが言及されていることが多くある。

本書はタイトルにもある通り「行動」にフォーカスを当てている。しかも「週1」とあり、毎日書く必要が無い。どのようなノート術なのか見てみよう。

第1章「不安があっても行動できる─その正体と対処法」

人によりけりかも知れないが、「不安」は存在する。かくいう私も仕事・プライベート問わず「不安」に感じた日が無いほど、不安だらけの毎日を過ごしている。その不安に対してどのような対処を行っていけば良いのか、本章ではそのことについて取り上げている。

第2章「行動の量を増やす「仮決め仮行動」」

行動を行う際には「決断」がどうしても出てくる。その決断をどのように行っていき、なおかつ行動に持っていくか。そのカギとして「仮」といったものがある。実際に行動をしなければ検証もできないため、行動の「量」を増やすことにフォーカスを当てている。

第3章「行動の質を上げる「軌道修正」」

その行動の「量」を積むことができたら、「検証」にあたる「軌道修正」である。あくまで「仮決め仮行動」を行った中で果たして本当に行動を行ったら良いのか、何を修正していけば良いのかなどを決める部分に当たる。

第4章「「ウィークリーノート」で行動力を高める─その書き方&活かし方」

もっとも本書の場合は「行動」にフォーカスを当てたノート術なので、単純に「書く」だけでなく、「使う」ことが重要になる。そのため週1回どのようにして書き、行動に持ってくるように使っていけば良いのかを示している。

第5章「ウィークリーノートで人生が好転した3人の実例」

では実際に、行動に移していき、様々な効果を生み出していったのか。3人の「実例」を持って示している。

第6章「ウィークリーノートを楽に続けていくコツ」

週1回のノートであるため、どちらかというと頻度は少ない。とはいえ、書いていく中で行き詰まることはどうしてもある。書く・考えるネタがない、ああるいは忙しくて余裕が無いといったことが往々にしてある。それを解決しながら続けた行けば良いのかの秘訣を明かしている。

新しい行動を起こすことは必要になってくるが、どうしてもメンタルブロックにかかることが多い。そのブロックをいかにして外しながら行動に結びつけ、そして修正を行って行けば良いのか、その方法が本書に詰まっている。