風と双眼鏡、膝掛け毛布

日本もとい世界には数多くの「地名」がある。それぞれの「地名」には「由来」が存在しており、長い歴史のなかで育まれてきた。

本書は北海道から沖縄に至るまでの全国津々浦々に訪れ、その地域に住む人びとの思いや生物たちの姿、さらには由来にいたるまでを探し求めた旅のエッセイ集である。

とはいえど、全国の地名をすべて追うのは本の厚さのみならず、取材が膨大となるため、金銭・体力的に難しい。そこで本書は日本にある「塩」の道、さらには熊野古道や東海道などの「道」。そして全国の地名の中であるキーワードをもつ地名をピックアップして旅している。地名を見てみると、歴史的に関連するものもあれば、民族文化にまつわる地名まで存在しており、キーワードをもって地名を探し、由来を見つけるのもまた「地名」の面白さとしてある。

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