ジーニアスファインダー 自分だけの才能の見つけ方

人にはそれぞれの「才能」がある。その才能を開花させるか、使わずじまいにするかはその人次第である。しかし「才能」とひとえに言っても、自分にはどのような才能があるのかを知っている人もなかなかいない。つくる事もあるのだが、これも難しい。

ではどのようにして「才能」を見つけ、活かすことができるのか、本書は2025年を生き抜くためにはどうしたら良いか、「天才性」と言う言葉をキーに取り上げている。

第1章「今こそ天才性を見つけよう」

時代はドッグイヤーの如く変化の速度が上がっている。もっともその速度の上がった変化はあたかも川の激流のごとく、あるいは海における波の「うねり」にも似た状況がある。そのような状況にて「天才性」を見いだすために何を整理し、構築していけば良いのかを説いている。

第2章「記憶を整理しよう」

生まれてから、学んだもの・体験したことなど様々な「記憶」がある。その記憶は忘れたり、思い出したりするのだが、その記憶をいかにして「整理」して行くかを本章で取り上げている。自分自身の持っている記憶を整理することによって、「天才」と呼ばれる能力を見いだすことができると言う。

第3章「天才性を見つけよう」

では整理を行った後に「天才性」を見つけるのだが、いかにして見つけていくのか、意識や表現などにより、見つけることができる。もちろん第2章で整理した記憶も大いに役立つ。

第4章「仕事と生活を再構築しよう」

天才性を見つけたら、普段の仕事や生活をさらに見直し、天才性をフルに引き出すようにしていくことが求められる。本章ではいかにして見直し、そして構築を行っていけばよいのかの指針を示している。

自分自身に秘められている力はわかっているようでいて、わからないことが多い。もっとも「天才」と呼ばれている力も持っていながら持ち腐れとなってしまい、自分は凡人だ、何も能力がないと卑下する人もいる。しかしどこかに尋常では無い力はある。しかしそれを気づいていない、あるいは気づこうとしていないだけである。それを本書でもって気づき、活かしていくだけでも、見ている世界は変わってくる。