60歳 女ひとり、疲れないごはん

「食事」は人間としての生活の中で欠かせないものである一方で、健康的に生活できるか、できないかと呼ばれる重要な要素の一つである。

料理はもちろんのこと、材料、食べ方一つで、自身の身体、さらには隊長などが変わってくる。そうであれば健康的に、かつ疲れないごはんや食べ方を行ってみたいものである。

本書は著者自身のごはんを揃えている「写真集」と言うべき一冊である。分類としてはエッセイに当たるのだが、エッセイの要素がほとんどなく、むしろほとんど料理の写真ばかり。しかしながら60代で健康的に食事を送るためにどのような料理を作り、並べ、食しているのかがよくわかる。

食事は献立1つ異なるだけでも、食べた後の健康はもちろんのこと、その先に至るまで健康で居続けられるのか、重要な要素を持っている。そう考えるとあまり健康的で無い、疲れやすいといった方々であれば本書を読みながら食事を一から見直すのも手である。