リモートワーク段取り仕事術

新型コロナウイルスが落ち着くかと思いきやもう第8波が来るのではないかといった状況にある。仕事を行っている中には、完全テレワークを行っている所もあれば、流行の度合いによって出社・テレワークと変える所、さらには完全に出社を行う所もある。

会社によってそれぞれの部分があるのだが、特にテレワークとなると主に自宅などで仕事を行うといったことがほとんどである。では自宅におけるリモートワークをいかにして行っていけば良いのか、環境といった大きな部分から、資料作成のテクニック、さらにはマインドなどと取り上げている。

第1章「仕事環境編」

家で仕事を行うときには仕事を行うスペース、つまりは机はもちろんのこと、パソコン、さらには通信環境などがある。ちなみに会社によってはセキュリティの関係からパソコン等は支給される所があるが、そのパソコンをどの机、通信環境で利用するかが中心となる。

第2章「スケジュール管理編」

スケジュール管理はかなり必要になってくる。仕事の中には決められた時間の中でコントロールされる一方で、途中で休憩を行えたり、中には家事を行いながら仕事を行う人もいることだろう。その中でスケジュール管理をどのように行っていくかを取り上げている。

第3章「コミュニケーション編」

リモートワークを行う人によりけりであるが、家族がいる方、あるいは家族の中には同じようにリモートワークを行う人がいれば問題ないのだが、独り暮らし、あるいは家族がいても、自分だけがリモートワークになるといったことも少なくない。そのためツール越しも含めたコミュニケーションの充実化も大切なことである。本章ではそのコミュニケーションのあり方を取り上げている。

第4章「Web会議編」

コミュニケーションにも通ずるのだが、特にリモートワークにて会議を行うとなると、Zoomを含めたWeb会議システムで会議を行うことが専らである。しかしどのようにして会議を進めていくかによって会議の中身も変わってくる。

第5章「資料作成編」

会議を含めて「資料」をつくることはよくある話である。しかしどのようにして資料を作るべきかと言うのもあるが、これはリモートワークに限らず、どのような仕事にも通ずるものがある。

第6章「マインド・思考編」

本章ではリモートワークならではというよりも、リモートワークでなくても持つべきものが多い。完璧主義にならない事、さらにはゴールイメージを持つことなどがあるが、とくにゴールイメージはリモートワークではより重要になってくる。

第7章「モチベーション編」

1人で仕事を行うと、どうしてもモチベーションを維持するのは難しい。中には下がってしまい、仕事が手につかなくなってしまう人もいる。ではどのようにしてモチベーションを維持するのか、そのキーポイントとしては雑談と休憩がある。

第8章「マネジメント編」

「マネジメント」と言うと、経営者や管理職の特権かと思われるが、どの人にもできるものがある。それは「セルフマネジメント」と呼ばれるものがあり、時間や仕事量などの面を自ら考える事が求められる。またその上のクラスになってくると、チームづくり・運営などもまた「マネジメント」として挙げられる。

第9章「メンタルケア編」

人によってはリモートワークになってくると、孤独になり、メンタル面で悪い影響を及ぼすこともある。そのためのメンタルケアをドウすべきか、カウンセリングはもちろんのこと、普段の心がけ一つでもメンタルをよくすることができる。

第10章「セキュリティー編」

最後は家など離れた場で仕事を行っていくため、「セキュリティ」は非常に重要なものになってくる。この意識・行動を行っていかないと、特に自らだけでなく、会社・組織の面でも大きなダメージを負う可能性もある。それを防止するために、何をすべきか、何をすべきでないかを本章にて今一度見直した方が良い。

リモートワークはこれからも続く仕事・人もいる。それだけ「働き方」のヴァリエーションが広がりを見せている。リモートワークにはリモートワークの良さはある一方で、リモートワークならではのリスクもある。そのリスクをうまく克服し、より良いものにして行くべきか、本書でもって実践しながら模索していくとよい。