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蔵前

バクチと自治体

公営ギャンブルと言うと、競馬や競輪、競艇といったものがあげられる。これらが本格的に公営のギャンブルとなったのは戦後のことであり、それから60年以上たつ計算になる。しかしその公営ギャンブルであるが、自治体の財政圧迫により、撤退を余儀なくされているところも少なくなく、私が知っているもので言ったら北海道の「ばんえい競馬」や「ホッカイドウ競馬」というのが相次いで縮小されている。「ばんえい競馬」は現在帯広し […]

ヤンキー進化論

不良文化と言うと何か陰湿な印象を持ってしまうのだが、そこにスポットを当てているというと興味深い。今となっては「ヤンキー」とは何なのかという存在が問うようになっているのだが、そもそもヤンキーとはどのような存在なのかというのも考えたくなるし、どのような歴史を辿って行ったのかというのも知りたくなる。本書は不良にまつわる文化・歴史を当時の流行とともに探っていくというユニークな一冊である。 第1章「「ヤンキ […]

「場回し」の技術

ビジネスやプライベートなど様々なところで「場」というのもが存在する。当然その「場」を取り仕切る人が出てくる。しかしその「場」を作る技術というのはどのようにして身につけたらいいのか、「場回し」をするにはどうしたらいいのかと悩む人は多いことだろう。本書は様々な場における「場回し」の達人を紹介しながら、その人たちの極意を余すところなく書かれている。 第1章「「場回し」概論」 そもそも「場回し」とは何なの […]

旧約聖書と論語のライブ! 感想

(前回からの続き) 「公開数王」終了後、川上徹也さんとともに大井町へ。 ちなみに参加したのは「山の手の会」の「旧約聖書と論語のライブ!」というセミナーです。 「論語」や「新約聖書」、「日本神話」や「ギリシャ神話」がビジネスに役に立つという文献はいくつかあります。 論語についてはビジネスに関してどのように役立つのか、そして旧約聖書とビジネスの関連性を学べるのはまさに一石二鳥と呼ぶべきでしょうか。 Ⅰ […]

公開数王 感想

昨日は「月刊ビッグ・トゥモロウ」誌にある連載「数王(かずキング)」の公開版、「公開数王」に参加いたしました。「月刊ビッグ・トゥモロウ」というと「読むが価値」で有名な鹿田さんも載ったということで知られているざっしですね。 数王については1・2回拝見したことはありますが、正直なところどのように決められているのかほとんど分からない状態での参加でした。 今回のテーマは「ビジネスにまつわる数字」。 さていよ […]

上司はなぜ部下が辞めるまで気づかないのか?

かつて「終身雇用制」というのが重視され、いったん就職したら還暦になるまで同じ会社、そしてエスカレーター式に昇進していくことが担保されていた(年功序列制)。しかし、バブル崩壊以後この労働の形は大きく変わり、今や明日同じ職場で働けるという保証がなくなった。その影響もあってかいくつかの企業では社員同士の会話や、職場いじめと言ったギスギスとした雰囲気になっていき、若手の社員はやる気を失い、辞職者が続出し、 […]

ボーデ解雇に、FIA会長にと

トロロッソ ボーデの離脱を正式発表 ニュルブルクリンクでのレースが最後と噂されていたボーデだが、その噂は現実となった。「セバスチャンの2シーズン目は我々の期待に沿ったものではなかっ たため、次戦のワールドチャンピオンシップであるハンガリーGPから彼を交代させることを決定した」と、チーム代表のフランツ・トストは語った(GPUpdate.netより抜粋)。 昨シーズン末から囁かれ始めていた噂だったので […]

メディア危機

突然だが、皆さんは新聞やTVやインターネットなどのメディアに対してどのように向き合っているのだろうか。私はTVはほとんど見ず、新聞も定期購読はしていない(時々日経を買って読んでいるという位である)。ニュースなどの情報ソースはほとんどインターネットで済ませるということが多い。深く知るために新聞やTVというのも大事であるが、そこから「なぜ」など多角的に考えることが不可欠であるが、メディアはそういったこ […]

知覧からの手紙

「知覧」 鹿児島にある年なのだが、ここには大東亜戦争の中でも「特攻」の記念館があるところでもある。その名も「知覧特攻記念会館」。特攻のために飛び立った兵士たちが家族や恋人、祖国・日本のためにあてた手紙や遺品、遺影、戦闘機と言ったものが展示されている。 当ブログや前身のブログでも「特攻」については何度か取り上げているが、本書はある特攻隊員が愛する恋人のためにあてた遺書に隠されたノンフィクションの物語 […]

「厄年」はある!―乗り越え方と運を掴むヒント

先日12日に24歳の誕生日を迎えたのだがこの24歳は数えで言うと25歳、男なのでちょうど最初の「厄年」に当たる年である。前厄の時から故郷で買ったお守りがあるので後はお祓いを受けるだけという立場なのでこれからどこでお祓いを受けようかという所で迷っているのだが、そもそも「厄年」というのは何なのかと考えると答えを窮してしまう。「厄」と言うと「災厄」や「厄介」と文字の如く悪い印象が強い。しかしそれだけでは […]