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システム

電子マネー革命─キャッシュレス社会の現実と希望

十数年前までは想像できなかった「電子マネー」だが、2000年代後半に入り、自分自身の生活に欠かせないものとなった。現金を持ち歩かずに買い物等をすることができ、便利な世の中になったという実感さえわく。とりわけその実感が沸いてしまうのがSuica・PASMOをはじめとした「交通系ICカード」である。日本で初となる交通系ICカード「Suica」が2001年に発売・運用が開始され、そこから様々な交通系IC […]

ファミコンの驚くべき発想力 -限界を突破する技術に学べ-

家庭用ゲーム機は今となっては携帯することができ、電車の中にいてもそのゲーム機を利用してゲームをする人、あるいはスマートフォンや携帯電話、タブレット端末を使ってゲームをする人も少なくない。 その源流の一つとなったのが「ファミリーコンピュータ(以下:ファミコン)」と言われるものである。そのファミコンは1983年に生まれ、今年で30周年を迎える。発売された当時は各地で売れに売れ、玩具店が行列になるほどの […]

タブレット革命 ~iPad登場でわかった“板型PC”の破壊力

家電量販店を見かけると「iPad」をはじめとした「タブレットPC」がいろいろと売られている光景をよく見る。自分自身もタブレットPCは「欲しい」のだが、自分自身の仕事・プライベートを考えると「まだ必要がない」と思いつつ、売場を去ってしまう。 とはいえノマドワークをするために大いに役立つ「タブレットPC」によってPCワークはどのように変わるのか、ビジネス・プライベート双方の観点でどのような変化をもたら […]

ミッシングリンク―デジタル大国ニッポン再生

本書のタイトルである「ミッシングリンク」は直接訳すと「失われたつながり」のことをいう。 日本の情報通信産業にはそういったものがあり、それが国際競争力の強化を妨げている原因として挙がっている識者も少なくない。 本書はどのようなところで「ミッシングリンク」があるのか、そしてそれを解消するための処方箋とは何かについてを提言している。 1章「機器とサービスはつながっていない」 簡単に言えば携帯電話・スマー […]

セキュリティ経営~ポスト3・11の復元力

「セキュリティ」は年々進化を遂げている。その一方でクラウドなどのサービスが次々と誕生し、より便利となっている。「セキュリティ」と「利便性」という相反する要素存在する中で、その両方を叶えることも企業によっては行っている。 セキュリティの強化と効率化の両輪をシステム業界では常に追い求められたが、「3.11」では数々の安全神話が崩れ、セキュリティや効率化に隠されたリスクも浮き彫りとなった。「3.11」以 […]

Windowsの時代は終わったのか?

仕事・プライベート問わずとも私のパソコンのOSはWindowsである。しかしスマートフォンはWindowsかというと、そうではなくGoogleからつくられているAndroidを使用している。スマートフォンが隆盛している中でWindowsは取り残されている状況にある。 スマートフォンやタブレット端末の隆盛によりWindowsの時代は終わってしまうのだろうか、もしくは違った形で進化していくのか、本書は […]

今さら聞けないクラウドの常識・非常識

洋泉社様より献本御礼。 ITの世界ではすでに浸透している「クラウド・コンピューティング」。通称「クラウド」と呼ばれているが、これは一体何なのかと言うとあまり分からない人が多い。実際SE業界でも知らない人もいるため、思っている以上に分からないという人が多い。簡単に言えばGmailなどのフリーメールやamazonといったものを想像してみてほしい。サーバーといった概念が私たちの見えない中で動いているが、 […]

最新ケータイを支える技術 ~超薄型・高性能の裏側をのぞく

技術評論社 傳様より献本御礼 インターネット技術に匹敵、あるいはそれを上回るかのように携帯電話の進化も早い。アプリなどの技術のみならず形も薄型であり、性能も飛躍的に高まっている。技術で言ったら確実に世界でもトップクラスと言ってもいいが、なぜか海外進出は行っておらず、ノキアやLGといった外国企業がしのぎを削っている中、マーケティング的に「ガラパゴス化」している携帯電話業界の現状がある。 湿っぽい話は […]

ウチのシステムはなぜ使えない SEとユーザの失敗学

私はSEであり、これまでいくつかのシステムにかかわってきた。インフラから業務系に至るまで、大小かかわらず携わってきた。とはいってもまだ1年ちょっとしかたっていないため、システムの奥深いところ、そしてシステムの大枠を決めるところというのはまだ分からない。 システムを開発するに当たり、システム側とユーザ側の軋轢というのは結構あるのだろう。その軋轢に関しては自分のところで起こった範囲内で思ったことなので […]

コンピュータの名著・古典100冊

私はSEであるが、プログラムやテストに関して本格的に勉強しようと一念発起したが書店に行ったらかなり多かったことと難易度にはピンキリの差がある。さらに職業柄かゆっくり腰を据えて探すのは難しい。とりあえず手当たり次第…と行きたいところだが名エンジニアはどのような本を読んだのかというのをちょっと見てみたくて本書を手に取った。 本書は名著や古典を「歴史」「人物・企業」「ドキュメンタリー」「思想」「数学/ア […]