CATEGORY

コミュニケーション

若者離れ 電通が考える未来のためのコミュニケーション術

「若者の○○離れ」という言葉が盛んに出てきている。特に出てきているのは「若者の人間離れ」…でなはなく、「車離れ」などが筆頭としてある。その他にも多岐にわたる「離れ」が存在する。その背景には売る側、提供する側が「若者」に対する意識が離れる、いわゆる「若者離れ」が起こっているのではないかと本書の著者たちは指摘している。本書はその若者離れがどうして起こっているのか、そしてどのような対策が必要かを取り上げ […]

正論で争いを仕掛けてくる 相手の言葉なんて 真に受けるな!

私自身、言い争いに絡むことはたまにはあるが、そういったことになると必ずと言ってもいいほど負けてしまう。最も口が全くと言ってもいいほど達者ではない部分もあるのだが、それ以前に相手のペースに合わせてしまうようなことが多々あったためである。そのような状況の中で言い争いに負かすというよりも、言い争いから避けるためにはどうしたら良いかを伝授しているのが本書である。 第1章「1つの場面には過去の背景がある―い […]

つながるカレー―コミュニケーションを「味わう」場所をつくる

本書のサブタイトルにある「コミュニケーションを「味わう」場所」は様々とある。例えば「食事会」や「朝食会」などを使ってコミュニケーションをする機会があるのだが、本書はあくまで「カレー」が基軸にある。しかもすでにあるものを食べるのではなく「カレー」をつくるところからはじまるのだという。しかもそれは一つの地域ではなく、全国を巡りながら行うというようなものもあるのだそうだ。そのカレーと人とのつながりを営む […]

すべらない敬語

「すべらない」と言うと「人志松本のすべらない話」を連想してしまうだろう。しかしその連想じゃなくても、敬語などの言葉の中で使い方を間違ってしまうことは往々にしてあり、自分自身も書評をしている中で言葉の間違いでスベってしまうと言うことがある。 そのスベってしまうことにならないように本書では敬語をどのように使ったら良いのか、アナウンサーの立場から伝授している。 1.「敬語革命、勃発す」 ビジネスでもプラ […]

明日のコミュニケーション―「関与する生活者」に愛される方法

コミュニケーションツールの進歩はインターネットの隆盛により、飛躍的な進歩を遂げることになった。特にTwitterやFacebookは世界的にも発展しており、口頭の会話以上に存在感を示しているといえる。 そのコミュニケーションの変化に伴い、消費者として、生活者としての行動の変化も出てきている。その「変化」を垣間見るとともに、今後どのような傾向になるのか分析している。 第1章「「関与する生活者」がつな […]

五感で読む漢字

日本にはひらがな、カタカナの他に漢字も使われる。その漢字は1945字ある常用漢字の他に、1万以上もある常用外漢字もあり、ヴァリエーションが豊富である。その漢字の成り立ちもそれぞれ異なっており、漢字の使用によって表現が彩っている。本書はその漢字について「視覚」「聴覚」「味覚」「嗅覚」「触覚」で成り立つ「五感」でどのようにして感じるのか、そのことについて取り上げられている。 第一章「「目」に宿る霊力」 […]

ことばの力学――応用言語学への招待

「言葉」には様々な国の言葉もあれば、「方言」など地域独特の言葉が存在する。そう考えるとなぜ方言・国語など「言葉」は多種多様に存在するのか、そして人が織りなす社会の中で「言葉」はどのような役割を担っているのか、それについて考察を行っている学問として「応用言語学」なるものが存在している。しかし「応用言語学」と聞いてもあまりピンとこないので、本書でもって、どのような学問なのかを紐解いている。 第Ⅰ部「多 […]

必ず結果を出す人の伝える技術

仕事を行っていくうえで、いろいろな人に「伝える」ことが大切である。その「伝える」技術をどのように鍛えたらよいのかわからない方も多く、それができないと、社内外のコミュニケーションを円滑にできないどころか、自分自身の価値を下げていってしまうことにもなりかねない。そのため「伝える」技術を鍛えることは大切である。 本書では「伝え方」はもちろんのこと「対話」「言葉」「講演」など伝えるための力をいくつかのポイ […]

英語ベストセラー本の研究

3年前あたりからビジネスでも「社内公用語」として英語が使われるようになり、英語学習への風潮が高まってきている。しかし英語学習に関する本は、今も昔も存在しており、本書でも戦中・戦後にあたる1940年代から2000年代の英語本を数多く取り上げている。そう考えると英語本の歴史は深いといえる。 第一章「1940年代―第一次英語ブームの時代」 「英語本」と言っても英会話専門の本もあれば、受験のための英語勉強 […]

伝える本。―受け手を動かす言葉の技術。

私自身、ブログを通じて色々な文章を書いているわけだが、その言葉は何のためにあるのだろうか。一言でいったら「相手に伝える為のツール」と言える。その「伝える」ための言葉は、会話の中で出てくるもの、当ブログのように文章でもって伝えるものなどが挙げられる。 そういった言葉は伝える「送り手」から、「受け手」に向けて送っており、受け手に対して行動する様なツールであるが、実際にどのように伝えたらよいのかわからな […]