コミュニケーション 書き出しは誘惑する――小説の楽しみ 元々小説を読むのが苦手だった。実際にどのような作品なのか、どういう表現をしているのか、というのが読み取るのが難しいからである。なので、書評を始めた当初は小説すら手に付けていなかった。小説の書評を始めたのは2009年の1月、忘れもしなかったの... 2014.05.19 コミュニケーション書評
コミュニケーション 日本語の練習問題 サンマーク出版 綿谷様より献本御礼。 私はブログやライター活動をやっていてつくづく思うことがある。 「日本語は難しい、でもおもしろい」と言うことである。これはなぜかというと、「難しい」理由として日本語の語彙のヴァリエーションも多く、季節や時... 2013.12.13 コミュニケーション書評
コミュニケーション 日本語の歴史~青信号はなぜアオなのか 日本語はおかしいようでおもしろい。 本書のタイトルにある「青信号」という名前だが、実際は緑色の様な色をしている。それでいながら「アオ」なのはなぜなのか。 「アオ」というと、他にも「青ざめる」や「真っ青」などが挙げられるのだが、いずれも「アオ... 2013.10.20 コミュニケーション書評
コミュニケーション 言語の社会心理学 – 伝えたいことは伝わるのか 「言葉」というのは実に不思議なものである。その理由として挙げられるのは、言葉は文字通り伝えられるものもあれば、人によっては曲解して伝わるものもあれば、全く伝わらないものもある。 そう考えると、言葉は本当に「伝わるもの」なのかわからなくなって... 2013.10.14 コミュニケーション書評
コミュニケーション 日本人はなぜ「さようなら」と別れるのか 「別れ言葉」というのがある。その「別れ言葉」のは「また会いましょう」や「お元気で」の他に、日本語には「さようなら」が存在する。「さようなら」の語源は「さらば(去らば)」という接続詞からきている。本書はその「さようなら」の成り立ちの歴史につい... 2013.06.06 コミュニケーション書評
コミュニケーション 日本語学のまなざし 「日本語」は歴史とともに変化をしている。しかしその「変化」のあり方そのものが「日本語の乱れ」として蔑視あるいは、批判の的となってしまう。 その日本語の変遷、そして日本語の原理について考察を行うのが「日本語学」であるが、私たちの生活の中ではあ... 2012.08.06 コミュニケーション書評
コミュニケーション 日本語へんてこてん―古典でわかる!日本語のモンダイ 「今の日本語は乱れている」 これは今に始まったことではない。戦前の時にも同様の議論はされてきている。 しかし著者はそのような議論の中で決定的にかけているものがあるという。それは「古典の側からの考察」がないのだという。確かに古典で出てくる言葉... 2012.06.04 コミュニケーション書評
コミュニケーション 人は語感で「いい・悪い」を決める 手塚悠基 様より献本御礼。 「語感」というのはいったい何なのだろうか。調べてみると、 「1.言葉のもつ微妙な感じ。言葉から受ける主観的な印象。 2.言葉に対する感覚。」(「コトバンク」より) とある。その語感一つ一つが感情的に「良い」「悪い... 2012.04.24 コミュニケーション書評
コミュニケーション 若者言葉に耳をすませば 「若者言葉」を否定したり、批判をしている人が多い。そのことにより「日本語が衰退した」と嘆く人もいる。 しかし「若者言葉」は今に始まったことではない。現在でも「かわゆす」や「パねぇ」などが代表格にあげられるが、一昔前であれば「チョベリバ」、も... 2011.07.28 コミュニケーション書評
コミュニケーション 常用漢字の事件簿 すでに国語の授業で習っている人も多いと思われるが、常用漢字は、普段文字を見る中で最低限覚えるべき感じのことであり、その漢字数は1945字にものぼる。高校までに覚える漢字の数であり、日本漢字能力検定の2級の範囲に相当する。 普段から使われる常... 2010.07.17 コミュニケーション書評