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仕事術

話ベタはスポーツ新聞を読みなさい!

本書を手に取ったとき、一番思ったことが「いつの間に・・・」である。両著者とも面識があるのだが、いずれも別々のセミナーやパーティーにてお会いすることが殆であり、私が知っている限り、両者ともお会いできたのは昨年の1度だけである。もしかしたら私の知らないところで共通点を見出し、出版にこぎ着けたのかもしれない。 それは置いといて、本書の話しに移ろう。本書は会話の苦手な人のためのツールとして「スポーツ新聞」 […]

20代でしておきたい「ささやかな成功」と「それなりの失敗」―後悔しない最初の8年の過ごし方

(株)オトバンク 上田様より献本御礼。 私もそうであるが、20代と言うとある種「勉強」の時期、「インプット」の時期と言える。仕事では「アウトプット」の量や質によって結果が左右されると言われているが、そのアウトプットをするためにはまず様々なインプットを行う必要がある。 「インプット」と言っても決して人くくりにはできない。勉強や経験、そこから得られる「失敗」や「成功」といったものも含まれる。 本書では […]

宇宙を感じて仕事をしよう

人は誰しも「幸せ」を求めている。働き方にしても、生き方にしても、である。 公認会計士・税理士でありながら(4月1日から税理士業務もスタートした)、経営や働き方、ヨガ、セラピーなどのセミナーを主催している。おそらく私が見てきた中でもっとも「異端」と言える公認会計士であると思うが、そうなった所以が本書には赤裸々に書かれている。 そしてそこから本書では「働く」ことは何なのか、「幸せに」働くことは何なのか […]

枠からはみ出す仕事術

著者の美崎氏はこれまで様々なビジネス書を出版してきたが、いずれも異なるアプローチ、形から作られている。本書もまた違ったアプローチで書かれている。 本書は著者自身の過去を赤裸々に描きながら、いかに「サラリーマン」の枠を越えた活動ができるのか、というのを伝授した一冊である。 1章「まずは、流れから外れてみる」 「仕事は楽しい?」と聞かれることは著者もそうであるが、私もよく聞かれる。ちなみに私の場合は「 […]

組織力 宿す、紡ぐ、磨く、繋ぐ

「組織」は会社のみならず、国、地方行政、公共団体など、大小はあるものの必ず存在する。おそらく人生において「組織」に触れたり、関わったりすることが必ずあるだろう。 必ず関わる「組織」であるからでこそ、どのような「組織」でありたいか、というのは組織の数だけパターンはある。しかしそれでは「船頭多くして船山に登る」という諺があるとおり、方向性も指し示すことができないまま組織の結束力などが低下してしまう。 […]

あたらしい社員の教科書

震災や超氷河期と呼ばれる時代の中で4月1日、社会人として最初の一歩となる日、すなわち入社式を迎えた。社会人生活をスタートしている方々は希望と不安が入り交じった日となったことだろう。 本書は新しく社会人、会社人生活を迎えるに当たって知っておくべきことについて紹介している。あくまで「基礎の基礎」と呼べる一冊であり、社会人として身につけるべきものがたくさん詰まっている。 第1部「あたらしい社員になるため […]

「ビミョーな人」とつきあう技術  ことごとく期待を裏切る「あの人」の正体

著者の小倉様より献本御礼。 最近では「残念」や「ビミョー」などと言ったネガティブイメージを持つ言葉が散見する。それを脱するための本も数多く出ており、ベストセラーになった本もある。 本書の著者である小倉氏は自らの失敗から仕事術やリーダー術と言った本を出版するだけではなく、コンサルティングも行っている。本書はコンサルティングを行っていく中で見聞きした「ビミョーな人」の傾向と扱い方について伝授している。 […]

図解vs文章―ビジネスにはどちらが強い?どちらが役立つ?

最近では「図解」で考える本もあれば、図解によるプレゼン術もある。わかりやすさという観点から「図解」の技術が重宝されるが、文章も同じように重宝されている。わかりやすさだけではなく、解釈のしやすさ、さらにはボリュームといったところでもよりどりみどりである。 「図解の達人」と「文章の達人」の対決、勝ち負けを問わずしてビジネスでどのように役立つか、というのがよくわかるという点で本書は興味深い。それでは、 […]

上司取扱説明書―MBA流ボスマネの極意

著者の藤野様より献本御礼。 私たちが新人の頃から必ずといっても言いほど「上司」がいる。自分の一存で決められず、人事、もしくは上司の一存によって決まることが多い。そうなってくると誰が上司になるかもわからない。「上司を取り替えてくれ!」というようなことだって珍しくない。 本書は上司に対して不満を持っている人たちに対してどのようなことをしたらよいのか、というのを教えてくれる一冊である。 1章「なんでこの […]

残念な努力

著者はこれまでノート術や仕事術に関する本を読に送り出してきたのだが、本書ほど「異色」といえるような本を出版したことはなかったように思えてならない。 「残念な〜」は山崎将志氏の仕事習慣や思考法でベストセラーとなり、ビジネス書界でも流行語のように扱われるようになった。本書はそれに便乗しながらも著者自身が見たり、聞いたり、体験してきた「残念」なものをビジネスの視点から取り上げられている。 第1章「「ノー […]