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経営・マーケティング

なぜ大企業が突然つぶれるのか 生き残るための「複雑系思考法」

「栄枯盛衰」と言う言葉がある。いくら安定的に成長を続けている企業でも、衰える時期が来ることもあれば、突然倒産することはごく自然にある。もっとも1997年には、絶対つぶれないと思い込んでいた銀行や証券会社も倒産するというようなことが起こっている。なので、どんな企業であっても倒産するリスクは存在しており、なおかつリストラに対しても同じことが言える。本書は製造業の危機も兼ねて、大企業が倒産する可能性のあ […]

ホームレス農園―命をつなぐ「農」を作る! 若き女性起業家の挑戦

「格差」や「貧困」など労働や生活における悪い話題が絶えない。しかしその話題に風穴を開けるがごとく「ホームレスをファーマーに!」のもとで貧困問題を農業でもって解決していこうとする方が存在している。本書はそれを行っている団体がどのような形で設立し、活動していったのか、そのことについて取り上げている。 第1章「藤沢市にはホームレスが輝く農園がある」 どのような団体なのかというと「農スクール」という所にあ […]

鉄道会社の経営 – ローカル線からエキナカまで

日本は「鉄道大国」と呼ばれるのだが、実際には次々と廃線したり、新しい路線が開通したりとめまぐるしい状況にある。しかし津々浦々に敷設されていても、特に地方では鉄道路線がなく、バスやマイカーでしか行くことができないところもある。 そう考えると鉄道で事足りるようなものではないのだが、それは鉄道会社の事情がある。本書は鉄道会社がどのような経営形態を行っているのか、そして経営努力を行っているのか、そのことに […]

コンビニだけが、なぜ強い?

私自身毎日のようにコンビニに足を運ぶのだが、モノを買うこともあれば、流行ものを調べるための情報収集として活用することもある。実際に行くコンビニは、本書にて紹介している大手コンビニであるのだが、その強さとはいったいどのようなものか、そしてコンビニが強い理由とはいったい何なのか、本書はそのことについて考察を行っている。 第1章「近づいてくる店舗 セブン-イレブン」 コンビニというと代名詞的な存在なのが […]

関わりあう職場のマネジメント

「マネジメント」という言葉はビジネスで使われることが多い。ましてやその多くは「職場」など、ビジネスが行われる現場にて使われる。実際に「経営マネジメント」はもちろんのこと「組織マネジメント」ということで使われることもある。 そのマネジメントにはいろいろな「関わり」が生まれるのだが、本書ではその「関わり」がいかにして生まれるのか、そしてどのような相互作用をもたらしていくのか、そのことについて取り上げて […]

時代を勝ち抜く人材採用

株式会社オトバンク 上田様より献本御礼。 今でこそ好景気であるせいか、就職活動は「売り手市場」の様相を見せている。私が会社員になる前の就職活動時代も同じように「売り手市場」と呼ばれていたのだが、その時は採用基準が厳しく、本当の意味で会社にそう人材を厳しく選んでいた印象が強い。もっとも私が就職活動をしていたときも、会社について、パーソナリティーについて事細かに聞かれたことが印象的だった。 その時代の […]

潜在ワーカーが日本を豊かにする―――シニア、主婦(夫)、外国人……多様な働き方が救世主となる

株式会社オトバンク 上田様より献本御礼。 「人材不足」「労働力不足」が叫ばれて久しいのだが、そういった不足を補うために「外国人労働者」を増やす話が出てきており、それについて賛否両論がある。しかしその労働力を補うのは何も外国人ばかりではない。本書のサブタイトルにある「シニア」「主婦(夫)」といった人材もまた労働力不足を補う要素の一つである。そういった人々を本書では「潜在ワーカー」と呼んでいるのだが、 […]

ホワイト企業~サービス業化する日本の人材育成戦略

巷では「ブラック企業」なるものが出てきており、社員を使い捨てにするような会社もあるのだという。もっとも会社も戦力となる様な人材が欲しくなり、会社によっては人材育成ができない、あるいは人材育成の変化に対応できない企業もある。 話は変わるが「ブラック企業」の対照となるのが「ホワイト企業」である。今までは「ブラック企業」についてクローズアップされたことはあったのだが、「ホワイト企業」について取り上げた本 […]

戦略がなくなる日―戦略は立てた瞬間から時代遅れに

企業には多かれ少なかれ「戦略」を立てる。その「戦略」は自身の企業の現状、そして理想からの距離をどのようにして縮むか、あるいは競合他社・業種と勝つためにどうしたら良いのかというのを描いた作戦や実行方法を表したものだが、実際に状況は常々変化するため、戦略について同じものが常に通じるわけではない。 また本書ではそもそも「戦略」が通用するのかどうかさえ疑問に持っており、それについての欠点を指摘している。ま […]

ファミリーレストラン―「外食」の近現代史

今となってはごく当たり前にある「ファミリーレストラン(ファミレス)」。元々レストランが家族と外食をすることから1970年代から始まったと言われている。そのファミリーレストランはどのようにして誕生し、愛されているのか、本書はそのことについて取り上げている。 第1章「ファミリーレストラン前史①―外食の誕生」 ファミリーレストランは家族のための「レストラン」であるのだが、元々「レストラン」が変化したもの […]