ビジネスモデル分析術2~数字とストーリーでわかるあの会社のビジョンと戦略
著者の望月様より献本御礼。 昨年の4月に出た「ビジネスモデル分析術」の続編と言える一冊だが、前回はアップルやグーグルといった所が中心であったが、今回は「通信」「スポーツメーカー」「小売り販売」「家具・インテリア販売」「保険」と前作では紹介されなかった分野にまつわるビジネスモデルを会計など、数字を観点にしながら取り上げた一冊である。 昨今行われている就活対策はもちろんのこと、新しく事業を興したい方に […]
著者の望月様より献本御礼。 昨年の4月に出た「ビジネスモデル分析術」の続編と言える一冊だが、前回はアップルやグーグルといった所が中心であったが、今回は「通信」「スポーツメーカー」「小売り販売」「家具・インテリア販売」「保険」と前作では紹介されなかった分野にまつわるビジネスモデルを会計など、数字を観点にしながら取り上げた一冊である。 昨今行われている就活対策はもちろんのこと、新しく事業を興したい方に […]
本書が出版されたのは今から2年前の2月。この時は民主党の政権下にあり、景気は「二番底」とも言える様な景気に見舞われた。中小企業は割りを喰らってしまい、倒産の憂き目に遭ったところもあれば、本書のように人材不足に悩まされるところもあった。ちなみに人材不足については本書が出版された時期だけでは無く、昨今でも会社・業界によって人材不足にあえいでいる。 人材不足は今に始まったことではないのだが、人材不足にあ […]
世の中には「大ヒットする」ような商品あれば、陽の目すら見ることのできない商品もある。その差はいったい何なのか、それは商品それぞれに夜のだが、「掟破り」というのは共通にしてあるのかも知れない。本書は作家で在りながら芸能プロダクションを経営している異端児が次々と大ヒットを生み出した仕組み、要因について「法則」として明かしている。 第一の法則「成功と失敗は紙一重である」 「成功」にしても、「失敗」にして […]
「ビッグデータ」とはいったい何なのか、首を傾げる人も多い。「ビッグデータ」とは、 「インターネット上に存在する膨大なデータ(特に非構造化データ)を迅速に収集・分析することで,ビジネスや学術などに有用な知見を得ようとする考え方。また,その分析対象となる膨大なデータ。」(「大辞林 第三版」より) とある。文字通り件数が膨大なデータであり、とりわけ、「構造化されていない」データの事を指す。「構造化されて […]
著者の鈴木様より献本御礼。 日本における企業、及びビジネスには「変革」が必要になっている時代である。しかしそのことに気づきながらも正しく実行されているケースは少数である。ましてや大企業は大きな組織体であるだけに意思決定も遅くなってしまうため、どうしても変革しようにもできないと言うような状態に陥っている。 それはさておき、経済大国であるアメリカではメジャーな企業で大きな「変革」をもたらし、凋落の憂き […]
最近は鳴りを潜めたものの、依然として「街コン」の勢いは止まらない。「街コン」というのは、簡単に言うと、一つの街を合コン会場のようにして、多くの出会いをつくる場所、もしくは町おこしのために、居酒屋を中心に活気づかせる場所としてある催しの事を指す。 現在では全国津々浦々で開催されているが、本書はそれをまとめた「街コンジャパン」を運営し、ビジネスチャンスにしてきた、「街コン」の仕掛け人、が街コンの魅力と […]
今、日本の電気産業は危機に陥っている。先のシャープの経営問題もさることながら、最近ではソニー、電気産業ではないものの近しい存在として任天堂が3期連続赤字を出してしまい、ソニーでは主要事業の一つであるVAIOブランドの売却を決めた。 しかしこの「電気産業の危機」は今に始まったことでは無い。「失われた10年」と呼ばれた時代から現在進行形で続いており、とりわけ奈落の底と言われた2009年もあったのだとい […]
著者はコンサルタントとして論理的に問題解決をしていく方であるため、著者の口から「ノリ」が出てくるのは正直言って目を疑った。とはいえ、日本にはそういった「ノリ」を重宝するところが存在している一方で、著者は「ノリ」が欠乏しているのではないかと危惧している。 本書は「ノリ」とはいったい何か、という定義から、実際に「ノリ」を生み出すためにはどうしたらいいのか、という具体的な方法を明示しながら、会社単位で「 […]
けっこうショッキングなタイトルであるが、企業の規模が大きくなる、あるいは存続し続けるにつれて、見えないところで「澱」が出てくる。その「澱」が「頭から腐る」という要因になる。それは経営者を変えたとしても、会社そのものが変わらない、あるいは会社の中にどっぷり浸かっている人が経営者になったとしても、全く変わらないと著者は長年、会社を建て直し続けてながら気づいた。 本書は「会社再生」をし続けた立場から企業 […]
日本の経済は徐々に回復傾向にあるのだが、その一方で「グローバル化」という波がかねてから到来していて、苦慮している企業が多い。様々な形の「黒船」がやってきては、日本経済を席巻し、振り回されてきた過去があるのだが、日本の多くの企業はほとんど打てなかった、というより打ってこなかった。 そのグローバル化の波に乗る方法は本書の中でも紹介されているのだが、ここではグローバル化の傾向について、「組織」「個人」両 […]