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経営・マーケティング

おもてなしの経営学[実践編]‐宮城のおかみが語るサービス経営の極意‐

本書は[理論編]に対し、実践編として宮城にある有名な旅館のサービスについて、東北・宮城の旅館・ホテルを9軒、それぞれの女将たちが大学で講演を行ったものをライブ形式で綴っている。 なお、本書は宮城県の旅館の女将たちが女将としての質の向上と、宮城における旅館サービスの向上を目的とした「みやぎ おかみ会」の方々の協力の下、つくられている。 第1章「食にこだわる大規模旅館の経営」 「松島や あぁ松島や 松 […]

おもてなしの経営学[理論編]‐旅館経営への複合的アプローチ‐

旅館やホテルなどでは「おもてなし」とよばれる振る舞いや考え方が根底にある。ビジネス書の中にはその「おもてなし」を「ホスピタビリティ」と呼ばれるものである。 「旅館」や「ホテル」にある日本独特の「おもてなし」は日本人のみならず、海外から旅行に来た方々からも評価をしているほどである。本書はその「おもてなし」を基にした経営についての理論を東北の旅館をケースに示している。 第1章「日本の歴史に見る「おもて […]

ジャパニーズ・スピリッツの開国力

「グローバル社会」と言われて久しい。しかし「グローバル社会」とはいっても日本が「国際化」していると捉えて良いのか、それとも「グローバル」という言葉が独り歩きし、やれ英語を学べだとか、外国人と付き合えだとか主張する人もいるのだろう。そのようなことばかりで結局は日本独特の「和」を重んじる、「組織」の世界を重視してしまう。「世界」が「個」を尊重するにもかかわらず、である。 言わば「組織」と言う名の「鎖国 […]

99%の社長がカン違いしていること

あさ出版 吉田様より献本御礼。 大にも中小にも関わらず「企業」と呼ばれる「株式会社」には財務諸表が必要となる。その財務諸表は分析により「経営指標」に使われることが多いのだが、むしろ成功している中小企業は財務諸表で経営分析をしない。もっと言うと会社の数字そのものも見ないのだという。 中小企業は日本にある企業の99%もあるのだが、その中小企業を救うための考え方を提唱している。 第1章「「経営」のカン違 […]

図解 カール教授と学ぶ成功企業31社のビジネスモデル超入門!

企業がビジネスを進めていくにあたり「経営戦略」或いは「ビジネスモデル」を作ることが大切である。とはいえ、「ビジネスモデル」や「経営戦略」の教科書は存在するものの、多くはビジネススクールの教授をはじめとした経営学者が書いたものであり、机上の空論であることが多い。そのことからいざ「ビジネスモデル」や「経営戦略」を作ろうとしても頓挫してしまうことも少なくない。 本書実際に企業の新規事業立ち上げ、及びベン […]

Sign with Me~店内は手話が公用語

商品が多様化するように店もまた多様化する。 様々な環境に置かれ、様々なハンディを持つことももはや珍しくない。耳が聞こえず、手話でしか話すことのできない、いわゆる「ろう者」もまたその一部である。 その「ろう者」の為のカフェが東京都文京区本郷に存在する。 その名も「-SocialCafe- Sign with Me」 本書はそのカフェが設立するまでの経緯を綴っている。そこには、日本が「バリアフリー社会 […]

問題です。2000円の弁当を3秒で「安い!」と思わせなさい

著者の山田様より献本御礼。 2014年には消費税の増税があり、それによる金銭的な不安が強くなっている。そのため企業にしても、個人にしても「会計」の知識が必要になってくる。とりわけビジネスマンは「数字力」も重要な要素となっていることからなおさら必要性が増してくる。 本書は平社員が学ぶべき会計、ビジネスにおける数字、社長として押さえておくべき会計、そして資産運用・形成など個人の財産を管理するための会計 […]

貿易ビジネスの基本と常識

貿易ビジネスはあまり聞きなれない。しかし貿易を通じたビジネスを通じて、海外の商品を販売しようと考える人も少なくない。 本書ではいざ「貿易ビジネス」を始めようにもわからない人のために「貿易ビジネス」を始めるにあたっての基礎知識と仕組み、法律などの基本中の基本を伝授している。 第1章「輸入取引のしくみと流れ」 貿易ビジネスを始めるにはまず「輸入」で商品を仕入れることから始まる。 その輸入を行う仕組みと […]

航空幻想

航空業界は昨今、揺れに揺れているといっても過言ではない。一昨年の1月に起こった「日本航空」の民事再生法適用、昨年からでてきた「LCC(Low Cost Carriers)」の参入などがあり、近年航空業界は競争が激化の一途を辿っている。 本書は近年激化している航空業界と日本における「規制」の現状について考察を行っている。 第1章「LCCは「格安航空会社」か?」 「LCC」というと連想するのは「格安」 […]

自責社員と他責社員

「自責」と「他責」 人間もいろいろとあるのだが、会社員もいろいろである。前者はどのような過ちでも自分のことと捉える。反対に後者は自分の過ちを他者や運、そして身の回りの環境に転嫁する。 「自責」「他責」の考え方一つだけでも、会社の利益が大きく変わってしまうのが「自責」「他責」の侮れない所と言える。本書ではこの「自責」と「他責」の違いの恐ろしさと「自責」へシフトしていく方法について経営者新書であるため […]