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自己啓発

なぜ貯金好きはお金持ちになれないのか?

著者の北川様より献本御礼。 自分の周りにも貯金好きな人が多い。社会的にも私たちの世代は「嫌消費世代」と呼ばれるのだから消費を極端に嫌い、何の目的も無く「貯金」や「預金」に走ってしまう。私自身も社会人になりたての頃はそうであったが、投資に関しての興味を示したとき、目的なしに貯金をする事をやめた。しかし投資に執着はあまりなく野放し状態になっているのも現状にはある。 本書のタイトル、及び帯紙を見ると衝撃 […]

文は一行目から書かなくていい – 検索、コピペ時代の文章術

「文章力」「正しい文章」「完璧な文章」「きれいな文章」それぞれ一体何なのだろうか。 ほぼ毎日のように書評を書き、文章に携わっている私でもわからない。その答えは人それぞれなのかもしれない。そのことにより「自惚れ」とも言えるような文章になることも少なくなく、他人にも理解できないような文章を書くことも少なくない。 では「文章力」はどのようにつけたらよいのか、著者自身も心がけていることはあまり意識していな […]

「論理力」短期集中講座

著者の出口汪氏を知ったのは大学受験の時、現代文で伸び悩んでいた時である。確か「実況中継シリーズ」の参考書だったことを今でもはっきりと覚えている。「論理的」という言葉を知ったのもこのときである。 私事はさておき、物事を明快に伝えるためには「論理」は大事な要素である。明快に伝えたり、意志決定を行う際に「論理」は重要なツールである(ただし「絶対」ではない)。 本書は現代文講師として「論理」の需要性を説く […]

大学生のためのドラッカー2 就職活動編

一昨年に「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら(通称:もしドラ)」が大ブームを巻き起こし、様々な企業や団体で「ピーター・ドラッカー」の手法を実践している所も出てきているほどである。 その「ドラッカー」の手法を用いて大学生に向けて就職活動や大学生活に関してアドバイスを行っている方がいる。 それが著者であるが、本書はその中から就職活動におけるアドバイスを伝授した一冊で […]

貧乏は完治する病気 ~金持ちになるための劇的な思考法~

最近では「貧困」という言葉が乱舞して久しい。そういった状況の中で「貧乏」になり、生きる希望を失うひと、そのことにより自殺に追い込まれる人も少なくない。 著者は間違いなく、本当の意味での「どん底」を味わい、そこから商売を覚え、数多くのプロジェクト・起業を成功に導いた。セミリタイアを経て「酒が無料」で、居酒屋業界に旋風を巻き起こした「居酒屋革命」をプロデュースしたことで知られる天野雅博氏のビジネス思考 […]

世界No.1コーチ アンソニー・ロビンズが認めた~7日間で人生を「進化」させる方法

水野俊哉様より献本御礼。 本書を紹介する前に、まずアンソニー・ロビンズについて紹介する必要がある。 「アンソニー・ロビンズは「世界一のコーチ」と呼ばれている人で、 故ダイアナ妃やクリントン元大統領などのコーチをしていた。 3日半に及ぶ3000人規模のセミナーを年に何回も開催し、 年商規模でも他のセミナー事業家たちと比べて群を抜いている。」(「アンソニー・ロビンズ研究室」より一部改変) 本書は極貧の […]

7人家族の主婦で1日3時間しか使えなかった私が知識ゼロから難関資格に合格した方法

著者の原様より献本御礼。 著者の原氏とは勉強会などで何度もお会いしており、税理士のみならず、起業に関しての著作もされている方である。 その原氏は税理士である一方で7人家族の主婦も勤め、主婦をするだけでも時間は僅かしかとれなかったのだという。本書のタイトルにあるとおり1日3時間しかなかった。 そんな彼女が合格率10%以下と呼ばれる難関資格である「税理士」を合格し、現在も活躍している。本書は1日に僅か […]

利他のすすめ~チョーク工場で学んだ幸せに生きる18の知恵

読書以外でも、色々な所で考えるのが「なぜ働くのか?」である。多くは「生活のため」だの「キャリアのため」だの「なんとなく」だの答える人が多い。 私の場合は「やりがい」「楽しさ」を求めて働いているのだが、それについても考え直さなければならないことがある。 私事はさておき、本書では「働くこと」「幸せ」の本質を働きながら考え続け、そして「利他」の心であると考えたか方がいる。その方はチョークの製造・販売を行 […]

難解な本を読む技術

私は当ブログを通じて草書や論文の本などを取り上げることがある。たいていそれらは読書をあまりしない人、専門外の人にとっては取っつきにくく、一読をするだけでもちんぷんかんぷんになる。 最近は取り上げる頻度が少なくなったものの、そういった本を取り上げる理由は単純に「面白いから」に他ならない。そのような本の中には私の知り得ないものだけではなく、研究手法、さらには着眼点などが独特であり、それが私の知的好奇心 […]

新書がベスト

私が書評を始めたのは4年前の4月のことであった。一番最初の記事は岩波新書の「ジャンヌ・ダルク」だったことは今もはっきりと覚えている。それから1年~1年半の間は進級問わず新書の紹介がほとんどであった。それだけ新書に興味があったのか、と聞かれると、半分その通りであるが、もう半分はそうではない。当時は大学生であったため資金がなかったため、リーズナブルである新書しか楽しめるものが無かったからである。 しか […]