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ビジネス書

小飼弾の 「仕組み」進化論

「404 Blog Not Found」でおなじみの小飼弾氏の1冊。今年は「仕組み」の年なだけにまさに狙っていたかのような1冊である。 では小飼氏の言う「仕組み」とは一体何なのかということについて紐解いてみよう。 Part0「仕組みづくりが仕事になる」 「20世紀の歴史は、「仕組み化」の歴史でした。  今、その仕組みを見直す必要が出てきています。」(p.12より) 「仕組み」という言葉は、今の私に […]

会社に人生を預けるな リスク・リテラシーを磨く

勝間氏の新刊を見るとこう思えてならない。 「中谷彰宏ばりになってきたなぁ」と。 中谷彰宏と言えば当然自己啓発本など800冊以上を世に出している。年齢がもうすぐ50歳なので、著者としていつデビューしたのかはわからないが、一応85年と概算する。というのは博報堂に入社したのが84年だとしての計算なのであまりあてにならないが。85年と概算すると24年間、だいたい1年に33冊ほど出している。月に概算すると3 […]

プロフェッショナル進化論 「個人シンクタンク」の時代が始まる

「プロフェッショナル」という言葉は日々進化しているという。著者の田坂広志氏は「個人シンクタンク」の時代が始まるのではないかという見解だ。ではプロフェッショナルはなぜ進化するのか、そもそも「個人シンクタンク」というのは一体何なのかという所を本書をもとにして迫ってみようと思う。 第一部「「個人シンクタンク」の時代が始まる」 いきなり本書の結論から入る。 「これから、すべてのプロフェッショナルは、「個人 […]

お金の流れを呼び寄せる 頭のいいお金の使い方

著者の午堂様より献本御礼 社会人になって10万以上の給料をもらえば必ず何かに使いたくなる。しかし「戦後最大の好景気(実感無き好景気)」以降、やたらに貯金をする若者が増えているという。1カ月で平均で3〜5万、中には10万円貯金している人がいるという。いくらやっても報われないという風潮か、それとも消費をした所での見返りが期待できないのかというのがあるのではないかというのが私自身見ていてそう思った。私も […]

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす

経済評論家兼公認会計士の勝間和代氏が強く推薦した一冊であるが、そのことにより書評ブロガーの多くは本書にある「ストレングス・ファインダー」を行い、自分たちの「強み」を活かしながら生きているということを聞く。私は今までこう言ったことをやろうとは考えていなかったが、書評がてら興味半分、面白半分でやってみようと考えたので本書を手に取った。 前半ではいつもの通り書評を行うが、後半は実際に私が「ストレングス・ […]

選ばれ続ける社員の法則77 出世が早い!にはコツがある

浜口直太氏自身50冊目の本である。昨年から景気が急速に減速し、企業も倒産やリストラが相次いでいる。その中でどのようにして選ばれ続けていくかというのが書かれている。当然こういう時代だからでこそ勉強なり、自己啓発なり頼るが、まずはいったんリセットしたうえで本書を読むことをお勧めしている。 第1章「不況だからでこそ「選ばれ続ける人」に」 不況の時代だからでこそ成り上がれるチャンスである。むしろこう言った […]

知っているようで知らない 「法則」のトリセツ

著者の水野氏と言えばほかにも以下の本も出されている。 お金持ちになるマネー本厳選「50冊」 posted with ヨメレバ 水野俊哉 講談社 2008年11月 楽天ブックス Amazon Kindle 7net honto e-hon 紀伊國屋書店   すなわち成功本やマネー本で有名であり、1年で1500冊ものビジネス本を読破したというほどである。さらに書評も行っており、今年の2月下旬から雑誌「 […]

ライフハックのつくりかた

先月の「出会いの大学」のセミナーで講師をされていた小山龍介氏の1冊。元祖Hacks!だけあって目から鱗の作品である。 はじめに「天文学から気象学へ」 天文学と気象学はもともとある学問であるが、小山氏によればこの天文学と気象学をライフハックのようにこう喩えている 「天文学」は大規模で予測が容易であること。 「気象学」は予想したくても予想できない複雑な世界であること(いずれもp.7より)。 つまり予測 […]

28歳までに他社からスカウトされる人脈術

「ロジカル・ブランディング」として今もコンサルタントとして、ブランディングとして名をはせており、先日のセミナーの講師であった坂田篤史氏の1冊である。初めてお会いしたのは昨年の読書パーティーの時である。名前や人柄についてはブログ伝いで知ってはいたが「ロジカル」を極めた風貌と話し方、そしてブログでの蜂の一刺しにも勝る論調は人気が高いという何よりの証拠である。ちなみに著者はまだ29歳。私の6つ上である。 […]

仕事がぐんぐんパワーアップ ビジネスメール 「こころ」の伝え方教えます

著者の平野様より献本御礼。 今年の4月からいよいよ新社会人として社会に飛び込んでくる。しかしいきなり職場に配属されて実務に入るところはほとんどないと言っていいだろう。まず新社会人になったら何をやるかというとビジネスマナーであろう。ビジネスマナーというと挨拶から始まり、名刺交換、席順というような基礎的なことを行う。 しかし最近ではメールを使うことが増えており、メールのビジネスマナーが重要視されている […]