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ビジネス書

断る力

まず勝間氏というとディスカヴァーやダイヤモンド社から出てくるというのが強かった。しかし文春新書から出てくるとは驚いた。勝間氏に、 「ようこそ我がテリトリーへ」 と言いたくなる。当ブログでは文春新書は多く取り扱っているので、社会的な傾向が強いところが多いが、こういったビジネス関連を取り上げることもたまにある。たが「たまに」なので勝間氏の本がこういった新書が出されると文春新書ファンの人たちはさぞ驚きの […]

口ベタなあなたを救う しゃべる名刺

著者の中野様より献本御礼。 先日の川上氏の出版記念セミナーの時に名刺交換とともに献本してくださった一冊である。結論から言うと、献本されていなくとも、お金を支払っても、予約をしてでも購入すべき一冊と言える。名刺の力がここまで秘めているという可能性を見出すことができるとともに著者の生き方と相まっての説得力のすごさをどう表現すべきか言葉が見当たらないほどである。 序章「「しゃべる名刺」が起こした奇跡の大 […]

アイデアの極意

「アイデアパーソン入門」同様、本書もなかなか面白い発想術である。本書の著者を見たらわかると思うが「ブラック心理術」で有名な心理学者の内藤誼人氏である。心理学的にアイデアを生み出すにはどうすればいいかというのを伝授した一冊である。 第一章「自分をアイデアマンにする基本」 まず自分自身が「アイデアマン」である意識を身につけなければならない。そうでなければアイデアが浮かぶことができる人間でもそういったこ […]

上に立つ者の心得―『貞観政要』に学ぶ

「論語」や「孟子」なら中国の古典として聞いたことがあるだろう。 では「貞観政要(じょうがんせいよう)」は聞いたことがあるかというと、おそらく知らない人が多いだろう。ではこの「貞観政要」とは一体何なのかというと、簡単にいえば「帝王学」という類に入る。そう考えると「論語」と似ているのかというと、似ていない部分の方が多い。 というのはこの「貞観政要」はどのように統治したらいいのかというのを具体的に書いて […]

アイデアパーソン入門

「考具」で有名な加藤昌治氏の一冊。本書はどうやら「考具」の副読本として読まれたほうがいいというが、私自身「考具」を読んだことがないので、いきなり副読本からのアプローチになる。 それはさておき、本書の最初を読むといきなりこのような文言が、 「最初に宣言してしまいましょう。  あなたはすでに「アイデアパーソン」なのです。」(p.3より) 本書はこれを前提にして始まる。とはいえアイデアパーソンと言っても […]

やっぱ、「自分ブランド」でしょ。

本書を読んで、まず強く思ったのが、「本書は3年前に上梓された「ワークライフ“アンバランス”」です!」と口走ってしまう。それほど前述の作品に匹敵するほどインパクトのある作品であった。 著者の名前にピンとくる人はいるだろう。ジャーナリストとして有名な蟹瀬誠一氏の夫人である。本書は夫人としての生活とコピーライターから「ザ・ボディショップ」の社長までの人生を綴っている。 第1章「私と言う「ブランド」をつく […]

仕事はストーリーで動かそう

昨年のパーティーにおいて名刺交換をした方であり、右のリンクにも張った川上徹也氏の1冊が本書である。 タイトルに惚れたというのが本書を読む前の印象であった。中身を読んでもその期待を裏切ることなく「ストーリー」というのを一貫したものとなっている。ちなみに本書を上梓した時からすでに川上氏のストーリーは始まっており、それは現在でも続いている。本書は「3幕」構成となっている。劇構成というべきだろうか。 第1 […]

聴き上手

コミュニケーションにおいて「聞き上手」と言うのは重要なことである。では話を正確に聞き取ればそれでいいのかと言うと、「聞き上手」と言うのは甘くはない。「きく」と言うのは漢字に変換するだけでも「聞く」「聴く」「訊く」「利く」「効く」とある。 本書では今変換した「きく」と言う漢字の中から前者3つのことについて書かれている。ただ前者3つを応用して「利く(気が利く)」と言うことも可能であるのでこういう力は社 […]

ワークライフ“アンバランス”の仕事力

先日、セミナーがあったのだが、セミナーを受講するに当たり本書を購入した。 本書の中身を読む前の印象としては、「仕事=人生」と書かれているところからすでに、ほかの仕事術といったビジネス書と違うと感じた。ただ「仕事好きになれ」といわれるのと同時に、「プライベートの時間を割いてまで仕事をしろ」というようなことさえ考えた。 本書は仕事にアツくなれ、仕事が人生そのものでもいいのではないかと奨励しているが、だ […]

スマイルズの名著『品性論』

人生設計や自己鍛錬の方法を書いた本についてはごまんとある。しかし本書ほど読めば読むほど心躍る気持ちになった本は今までにあっただろうか。 本書はサミュエル・スマイルズの「品性論」を「ユダヤ人大富豪の教え」で有名な本田健氏が翻訳した1冊である。 1.もっと熱く生きよ、道は開ける 自分が今どこにいいるのかを見定め、そしてどのような試練が起ころうとも楽天的であること。他人に対して献身的であること。そうして […]