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ビジネス書

「学びほぐし」が会社を再生する―企業とファンドの組織変革物語

「学びほぐし」と言う言葉は初めて聞く。企業にしても人にしても「学ぶ」ことによって成長するのだが、「学びほぐし」と言う言葉はなぜ必要なのか。そもそも根本的には「学びほぐし」は横文字で「アンラーニング」を表しており、四字熟語で言うと「学習棄却」とも表す。 では学びを「捨てる」べきかと言うと、その通りであるのだが、ただ漫然と「捨てる」のではない。学び続けることによって価値観や知識は醸成されるのだが、それ […]

仕事は1冊のノートで10倍差がつく

仕事を行う中でノートを「使う」ことは私自身としてもよくある。もっとも仕事における内容を記録する、あるいは考えるなどの部分で「使う」ことは往々にしてあるのだが、脳内整理はもちろんのこと、今までのことを振り返る、あるいは目標をつくるなど、仕事において「使う」要素は沢山ある。本書は仕事で差がつくノートの「使い方」を取り上げている。 第1章「書くことが人生を作り出す」 自分自身も「書く」ことが仕事になって […]

朝日新聞記者がMITのMBAで仕上げた 戦略的ビジネス文章術

文章の書き方はTPOによって大きく異なる。論文のように展開するものもあれば、新聞記事のように書くもの、さらにはレポートやビジネス文書のように書くものもあり、なおかつメールや手紙などもある。本書はあくまで「ビジネス文章」であるため、社内外のやりとりを行うことに関しての文章術を取り上げている。朝日新聞記者であるため、新聞記事作成の経験がベースとなっている。 第1部「仮見出し・二段論法」 第1章「「仮見 […]

シン・君主論 202X年、リーダーのための教科書

歴史的な古典がビジネスに通用する要素は沢山あり、それをもとにビジネス、人生にどう活用していくのか、あるいは名著に関しての「解釈」について取り上げている本は数多くある。そこで本書である。本書はマキャヴェッリの名著として知られる「君主論」をリーダーやマネジメントにどのようにして活用していくのかを説いている。 第1部「なぜ今、君主論か」 元々マキャヴェッリの「君主論」は君主制における国の王、「君主」とし […]

ストレス0の雑談 「人と話すのが疲れる」がなくなる

私自身コミュ障のせいかどうかは不明だが、雑談が苦手である。仕事を行う面でのコミュニケーションはそれなりに行えるのだが、雑談となってくると興味のあるものもあれば、あまり知らない話、さらには自慢話ばかりとなると辟易してしまうことがけっこうある。もっと言うとそれに対しての感想を振られると答えに窮することも多々ある。 雑談はコミュニケーションにおいて潤滑油になることが多いのだが、私のように雑談が苦手な人も […]

不安が覚悟に変わる 心を鍛える技術

一昔前では「精神論」「根性論」で鍛えたり、指導したりするといったことが横行していた。そのことがスパルタ教育にとなり、なおかつ悪しき風習につながったため、見直す、あるいは違う理論で行う動きも見られるようになった。 とはいえ技術的なことばかり教えるだけでも、メンタルの面をどうするかという「壁」に直面する。とくに実行を行うためにも「不安」と言う言葉はどうしてもつきまとう。そこで本書である。本書は持ってい […]

医師がすすめる 太らず 病気にならない 毎日ルーティン

日々の生活において「ルーティーン」は欠かせない。もちろんルーティーンも変化をすることも大事であるが、体内のリズムを整えるために意識して良いルーティンを回し続けることも必要である。ではどのようなルーティーンを行う事で、太らず、病気にならないようになるのか、本書はトレーニングをはじめとした習慣を中心に取り上げている。 1章「健康はすべて「腸内環境」が決める」 「腸活」と言う言葉がある。特に腸内環境を良 […]

富豪作家 貧乏作家 ビジネス書作家にお金が集まる仕組み

著者の水野俊哉様より献本御礼。 私自身、ここ最近は頻度は少なくなったものの、それでも週の半分以上は書店に立ち寄る。その中でビジネス書などもよく目にするのだが、10数年前からずっと常連で書籍を出している人もいれば、ここ最近デビューしてベストセラーをかっさらう人もいる。 もっとも職業作家として本を書くこと一本で生業としている人もいれば、ビジネスの傍らで本を書くという人もいる。また作家の中には書籍を通し […]

わたしの言葉から世界はよくなる コピーライター式ホメ出しの技術

仕事を行っていく中で当然人と関わることが多くある。その上で会話・チャット・メールなどの「言葉」のやりとりを行うのだが、そのやりとりの中でここ最近では「褒める」ことを推奨しているメディアも多くある。その一方で「褒める」ことを根底から否定し、ダメ出しばかりするような人もいる。 そこで本書である。本書は「褒める」ことを前提に「ホメ出し」という褒める言葉を紡ぎ、伝えることによって、人間関係もとい、様々なコ […]

先が見えなくても、やる気が出なくても 「すぐ動ける人」の週1ノート術

ノートは使う人・ことによってやりようが変わってくる。もちろん巷の本屋にも様々な「ノート術」があり、ビジネスはもちろんのこと、プライベート、さらにはマネー、メンタルに至るまでのところが言及されていることが多くある。 本書はタイトルにもある通り「行動」にフォーカスを当てている。しかも「週1」とあり、毎日書く必要が無い。どのようなノート術なのか見てみよう。 第1章「不安があっても行動できる─その正体と対 […]