CATEGORY

ビジネス書

問題解決のためのファンクショナル・アプローチ入門

一昨年の夏に「ワンランク上の問題解決の技術《実践編》」が発売された。著者の横田氏の処女作である。私の中ではもっとも重要な位置にいる一冊で、この本がきっかけで考え方が変わっただけではなく、セミナーや勉強会に参加するようになったきっかけにもなった。 本書の著者である横田氏は改善士として、3月にTBS系列で放送されている、人間ドキュメンタリー番組「情熱大陸」に出演し、翌月にはファンクショナル・アプローチ […]

キャッチコピー力の基本 ひと言で気持ちをとらえて、離さない77のテクニック

「キャッチコピー」の力はつくづく絶大と感じてしまう。「論理」という名の言葉の分解道具を使わずして、たった一言で人の心を引き寄せてしまう(もっとも「論理」には人を引き寄せる効果はあまりないのだが)。 本書はキャッチコピーの魅力について伝えるとともに、いかに効果的な「キャッチコピー」にするべきかについて77個のテクニックにして表している。 ちなみに「キャッチコピー」というと広告などの専売特許と考える人 […]

「またやっちゃった…」あなたのための こんどこそ!やめる技術

本書のタイトルを見て、先日取り上げた「植木等」を思い出してしまった。彼の有名な曲である「スーダラ節」の一節に、 「わかっちゃいるけどやめられない」 というのがある。これは親鸞が死の間際に語ったように人間の在り方を一言で表したものであるということを取り上げた。 だからといって、よい意味で「やめられない」状態もあれば、改善しなくてはならないものもある。本書は後者の悪循環をどのように断ち切るのかについて […]

プラットフォーム戦略

「プラットフォーム」は21世紀の経営戦略やビジネス戦略の中で語られるようになった。現在この「プラットフォーム」を形成している企業を挙げると、ソフトバンクや楽天、GREEなどが挙げられる。世界でもマイクロソフトやGoogle、Facebookが台頭している。 リーディングカンパニーと呼ばれている企業は軒並み「プラットフォーム戦略」を行い、成功してきた企業であるが、その反面「プラットフォームの横暴」と […]

歩考力―「ひと駅歩き」からはじめる生活リストラクチャリング

「歩く」というのはつくづく不思議な力を持っていると思う。「歩く」ことは一種の運動であり、ダイエットなどでよく行われる「ウォーキング」も「歩く」事である。 私も大学受験の時に英単語などの暗記ものを行うときは自宅近くの堤防をずっと歩きながら覚えていた。大学に入っても暗記ものは基本的に歩きながら覚えることにしていたし、仕事においても書評においても仕事で壁にぶち当たったときは必ず歩くようにしている。 本書 […]

仕事と恋愛に効く5つの法則

(株)ダーナ 山本様より献本御礼。 「仕事と恋愛は同じ」 この言葉を聞いてぐさりときてしまった。私自身、「恋愛」というものを全く知らない。彼女いない歴はすでに15年以上続いている私だけに、最初の言葉はあまりピンとこない。 私の周りにはいないのだが、仕事と恋愛が両立できないと言う人もいるという。どのような状況にあるのだろうか訊いてみたいところだが。 それはさておき、本書は実話を基に仕事と恋愛に効く法 […]

スパークする思考 右脳発想の独創力

思考にも巷では様々なものが挙げられるが、最も多いところで「ロジカル・シンキング」が挙げられる。構成を組み立てて考えるというところでわかりやすさがあるのだが、今までにないアイデアを生み出すのには適していない。現状から見て過去に動くのか、未来に動くかという事を表しているので万能ではない。 では「今までにない斬新なアイデア」を生み出すためにはどうしたらよいのか、それが本書の中に詰まっている。 第一章「問 […]

女性経営者が儲かる理由

(株)ダーナ 山本様より献本御礼。 女性の地位向上が著しい中、女性経営者と呼ばれる人は珍しくなくなった。 女性経営者の利点は様々な所で利点がある、それは本書の中身にていろいろと明るみになっていくのだが、日本の歴史から照らし遭わせていくと「女傑」といわれた卑弥呼や北条政子などもいる。男尊女卑と言われていた時代でも女性は尊きものであったことが窺える。 本書は数ある女性経営者の中からビジネスを加速させ、 […]

ユーマネー Free<タダ>でお金と自分を成長させる方法

(株)オトバンク 上田様より献本御礼 かつては安ければよい時代があった。しかし21世紀になるにつれ購買志向が多様化した。そして2・3年前からは「Free」という新しいスタイルが出始めた。日本では「居酒屋革命」がそのスタイルの先端を行っていることで有名である。 本書は起業してわずか1年で年商1億円を達成した方がウェブのツールを駆使してほとんど費用をかけずに達成したノウハウについて語っている。 1章「 […]

常用漢字の事件簿

すでに国語の授業で習っている人も多いと思われるが、常用漢字は、普段文字を見る中で最低限覚えるべき感じのことであり、その漢字数は1945字にものぼる。高校までに覚える漢字の数であり、日本漢字能力検定の2級の範囲に相当する。 普段から使われる常用漢字を時代背景と事件をもとに漢字にまつわる「事件」を本書では追っている。 1.「無邪気な子どもの物語」 常用漢字が採用されたのは1973年のことである。それま […]