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ビジネス書

キミが働く理由

戦後からバブル経済まではタイトルのことについて考える人はほとんどいなかった。しかしバブルが崩壊し、終身雇用神話も崩れ、明日にも会社や仕事が無くなってしまうような時代である。「生活のため」という人もいるだろう。「失われた10年」を経ても、働いても生活費がままならない、すなわち「ワーキング・プア」に苛まれている人もいると考えると、その考えは仕方がない。 しかし「働く」というのは本当に「生活」しか考えら […]

日本語は本当に「非論理的」か

日本語は「情緒的」で英語は「論理的」であるという言葉をよく聞くが、半分正解で半分間違っている。英語にも間投詞や単語だけで通じるものがあり、日本語には主語がなくても伝わることができるといった言葉があるからである。しかし「日本人は論理力がある」というのもあるが、私からみると疑問である。というのは室町時代後期に鉄砲やキリスト教が伝来してきたとき、その信仰者が質問責めにあったという資料もある。 話は変わる […]

ザ・ラストチャンス―絶望からはじめる奇跡の起こしかた

(株)オトバンク 上田様より献本御礼。 「絶望と希望」 正反対ではあるが、それについて如実に体験をしている人は少なく、むしろどん底の経験をしたいという人はほとんどいないことだろう。しかし本書の著者である池松氏と海堂氏はそれぞれどん底の経験をした後、大成功をつかみ取った経験がある。そのどん底経験も本書を読むと自らの想像を遙かに越えるほどであった。「死」を本気で考えてしまうほど身の危険にさらされそうに […]

イタい人にならない自分☆発信力

著者の原村様より献本御礼。 自分をアピールする場、機会はウェブが格段に進化したのと比例して急激に多い。かつては履歴書などが主であったものから、ブログ、twitter、Facebookなど自ら発信のできる機会は多様で、かつ誰にでも手軽にできるようになった。 そのような状況でも自分の声でアピールをするという機会もあるのだが、その中で「空気の読めない」様なアピール方法になってしまっていないだろうか、と言 […]

マグロ船式会議ドリル

著者の斎藤様より献本御礼。 著者の処女作は「会社人生で必要な知恵はすべてマグロ船で学んだ」である。いかにも衝撃的なタイトルであることがわかる。著者は上司の命令により約1ヶ月間、マグロ船に乗った経験を持つ。その経験が後にいがみ合いとなった職場の雰囲気を活発化させることに成功した。その後会社を退職し、現在では日本唯一の「会議コンサルタント」として活躍をしている。本書は著者が経験をした数ある会議の中でよ […]

勉強革命!「音読」と「なぜ」と「納得」が勉強力とビジネス力をアップさせる

著者の上田様より献本御礼。 昨年の7月に「「耳」勉強法」というのが出版されたが、今回はそれに加えて「なぜ」と「納得」を加え、三本柱でもって「勉強」のあり方について紹介している。著者は中学・高校と落ちこぼれ時代の中で音読勉強法を編み出し偏差値30の状態から東大に合格を果たしている。 第1章「落ちこぼれ中高時代の勉強革命」 著者は小学校の頃に、まるでニンジンをぶら下げられた馬のような勉強法で、中学受験 […]

夫婦で年収600万円をめざす! 二人で時代を生き抜くお金管理術

著者の花輪様より献本御礼。 著者の花輪氏とは今年の2月に行われたビジスタでお会いし、講演を拝聴した。そのときに聞いたのが本書の内容であった。 最近サラリーマンの平均給与が右肩下がりであり、晩婚化もしている。さらには少子化も進んでいる。 これらの事柄には大きなつながりとして「お金がないから、結婚できない、出産できないという結論に至ってしまう。本書は夫婦で年収600万円稼ぐ、ダブル・インカムのイロハに […]

仕事耳を鍛える―「ビジネス傾聴」入門

コミュニケーションの中で最も重要なものは何か。 「饒舌」なのだろうか、「論理的に」話す力という人もいる。しかし実際に相手から訊かれたことに対して正確に答えることができるかという力、その土台となるのが「聴く力」である。「聴く」力をえるためにはどうしたらよいのかに書かれている本はいくつかあり、当ブログでも一冊取り上げている。コミュニケーションについて聴くことがいかに大切か、そういった本が最近増えている […]

一流の人は空気を読まない

日本人は「空気を読む」民族と言える。人と人とのコミュニティ、さらには法律に無い集団での「暗黙の了解」や「掟」など独特なものがある。しかしその「空気」を読み続けていても、相手との関係は安定するが成長はしない。自ら成長する、成り上がる為には空気を読んではいけないと主張している。本書は空気を読まず、自ら成長をする重要性を説いている。 第一章「職場を縛る「空気」を読むな」 「空気」は簡単に言うとその場の「 […]

「どこでもオフィス」仕事術―効率・集中・アイデアを生む「ノマドワーキング」実践法

ダイヤモンド社 市川様より献本御礼。 仕事の「効率化」「生産性の向上」など叫ばれている中、1日中オフィスにいることなく、外で仕事をするスタイルが増えている。とりわけ外回りをしている人であればなおさらである。 ちなみに「ノマド」は「遊牧民」を意味しており、家畜とともに時間・空間的に移動しながら生きる人たちを言う。ビジネスマンが仕事をする場所を1箇所と限らず、様々なところを仕事場としている。 本書の著 […]