哲学・宗教

書評

こころと身体の心理学

心と身体はバラバラのように見えて、実は一体となっていることが多い。なぜ「多い」と表現したのかというと、身体と心がバラバラになる人、あるいは身体とアイデンティティがバラバラになる人もまれにいるためである。 心理学というと見えないようでい...
書評

ジャック・デリダとの交歓 パリの思索

ジャック・デリダは20世紀~21世紀にかけて活躍した現代哲学を代表する人物の一人である。フッサール現象学から出発し、ハイデガーの哲学を批判的に考察を行った人物としても有名である。 本書の著者は言語学・哲学者であるが、フランス留学を長ら...
書評

問いの立て方

「問い」というと、テストなどの問題を連想してしまうのだが、本書で言うところの「問い」は、様々な研究において、考えるべき「命題」という意味合いが強い。特に哲学の側面ではこの「問い」に対して、どのような答えを結びつけたら良いのかがあるため、答え...
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書評

隠された奴隷制

すでに「奴隷制」そのものは、欧米では19世紀、他の地域でも遅くとも20世紀には完全に廃している所がほとんどであり、今となってはほとんど存在しない。しかし紀元前以前から階級制や身分制といったものがあり、その中でも最も下の所で「奴隷」と言う存在...
書評

男らしさの終焉

「男らしさ」「女らしさ」とはどこから来るのだろうかという疑問を持ってしまうのだが、そもそも男性でも「女らしい」ような人もいれば、逆に女性でも「男らしい」人もいる(中には「女子プロレス最強の男」と名付けられた女子レスラーもいる)。 そも...
書評

やってもやっても終わらない名もなき家事に名前をつけたらその多さに驚いた。

一人暮らしをしていると、否が応でも「家事」をしなければならない。炊事・洗濯・掃除など本当の意味で「やってもやっても終わらない」。もっともこの書評を行いながら、家事をやっているため、どっちが「ながら」やっているのかわからなくなる。 それ...
書評

東アジア仏教史

仏教は東アジアにおいて生まれ、育っていったものである。もっとも仏教の歴史は2500年以上も前に釈迦(ゴータマ・シッダールタ)がインド北部で悟りを開き、開祖したことから始まる。釈迦が仏教を開き、インドや東アジアを通して伝播し、確立されていった...
書評

きらめく拍手の音 手で話す人々とともに生きる

「手話」が今では広がりを見せているのだが、本書の舞台である韓国でも同じである。社会的には広まってきているが、政府も公式言語として法律を定めるようになるなど、動きを見せている。 本書は韓国における聾者(ろうしゃ)の関わりを映し出したエッ...
書評

ゲンロン戦記-「知の観客」をつくる

著者は批評家であり、社会的なこと、さらにはサブカルチャーにまつわることについて批評を行う立場であるのだが、本書はそれとは大きく異なり、今から11年前に設立した「株式会社ゲンロン」の設立から現在に至るまでの始まりと苦闘、そして成長を自ら綴った...
書評

死ねない時代の哲学

人は遅かれ早かれ「死ぬ」運命にある。その死ぬ運命から逃れることはできないのだが、自ら死を選ぶこと自体がタブー視されている。もっとも自分の人生は自分で決め、なおかつ自身の死も選ぶという人は今昔では考えられている。しかしながら特に自ら死に場所を...
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