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哲学・宗教

アスペルガーですが、 妻で母で社長です。

(株)イー・プランニング 須賀様より献本御礼。 突然だが「アスペルガー症候群」はどのような症状か聞いたことがある人はいるだろうか。ちょっと調べてみたら、 「社会性・興味・コミュニケーションについて特異性が認められる広汎性発達障害である。各種の診断基準には明記されていないが、全IQが知的障害域でないことが多く「知的障害がない自閉症」として扱われることも多い。」(Wikipediaより) とある。発達 […]

普通のダンナはなぜ見つからない?

文藝春秋 様より献本御礼。 約1・2年前まで「婚活」や「恋活」という言葉がブームとなり、それが去った今でも残っている。「非婚化」「晩婚化」となった時に、出生率をはじめ結婚率も上げるための特効薬だとこぞってTVや新聞、雑誌などでも取り上げられるほどであった。しかし現実はそう甘くはなかった。女性と男性の価値観のかい離や高望みが浮き彫りになってしまうという皮肉な結果をもたらすこととなってしまったのである […]

母性のゆくえ―「よき母」はどう語られるか

「母性」は不思議なものである。「母性」というのはどこからきているのだろうか、「母性」の歴史は何なのか、これまでそれを考察した本を私は見たことがない。 「母性」「母親」「女性」これはどこからきて、そしてどこへ向かうのか、本書はフェミニズム、ジェンダー論でも第一人者として知られる学者の考察である。 第1部「現況証明書」 「あなたはどうして母親になるのか」 それが本章の大きな意味を持つ質問である。子供を […]

比べない生き方

著者はこれまで組織術やリーダーシップ、あるいは課長術といったものが多かったのだが、本書はそれらとは違い「生き方」を術を伝授した一冊である。ビジネススキルと言うよりもどちらかというと哲学や宗教、心理学と言ったところに傾いているように思える。そう考えると本書は「異色」の一冊と言える。 第1章「比べるから、人生は苦しくなる」 人間の心理、と言うより動物の心理として「比べる」という考えは、多かれ少なかれ必 […]

どんなときもくじけない27の言葉

(株)スタジオビビ 乙丸様より献本御礼。 東日本大震災が起こって約2ヶ月経ち、復興への歩みもすすみ始めた。地震が起こってからしばらくして世界中の方々からエールが送られた。その一言一言に日本に対する思いが込められていた。 震災により多くの命が失われ、生きる希望をも奪われた。 著者はこの震災を思い、これまで進めていった計画をすべて捨て、復興を願い本書を出版した。 「かつて「どん底」を味わってきた人生の […]

三人称の哲学 生の政治と非人称の思想

よく哲学の場では「私」や「あなた」など、一人称や二人称で人間のことについて考察を述べることが多い。しかし本書はそれとは違い「彼」や「彼女」と言った三人称でもって哲学を論じている。 なぜ「私」や「あなた」ではなく「彼」「彼女」のような「三人称」で論じられているのか。 その大きな要因として「二項対立」が取り上げられる。これは「知識だけあるバカになるな!」や「「分かりやすさ」の罠」でも取り上げられている […]

頂きはどこにある?

11年前に「チーズはどこへ消えた?」が出版され、現在でも売れ続け、愛されているベストセラーとなった。本書はその続編にあたる一冊であるが、テーマは「山」と「谷」である。 よく「人生山あり谷あり」と言われるのだが、本書はまさに人生の「谷間」に住む若者がいかにして這い上がっていったのか、そして頂に立つだけではなく、いかに「立ち続けられた」のかと言うことも寓話とともに這い上がれる心を教えてくれる。 読んで […]

はじめての政治哲学――「正しさ」をめぐる23の問い

ふだんの生活の中で「政治哲学」はあまりピンとこないかもしれない。しかし今日の政治では、この「政治哲学」は存在する。政党の根幹、理想がそれにあたる。 重要であることはわかったが「政治哲学」は理論的なものが多く取っつきにくいという人もいるかもしれない。そこで本書である。本書は「政治哲学」のイロハを「23の問い」という形で表している。 第1章「自由をめぐる論争」 今この話題を出すのはあまりよろしくないか […]

人生がときめく片づけの魔法

著者とは昨年の12月に行われた「日本タイトルだけ大賞2010」でお会いしたばかりである。ちょうどそのときに著書を拝見したが、面白かったせいか発売日に購入した。 ではなにが面白かったのか、それは本章とともに見ていくことにしているが、まず言っておかなければならないのが、ありとあらゆる「整理術」や「片づけ術」とははっきり違うところが本書にはある、といっておきたい。 第1章「片づけても、片づけても、片づか […]

好きなことに、バカになる

最近はバカとか、残念とかネガティブな言葉を使う本が増えてきているように思える。「バカ」であればポジティブにとらえられることもできるが、「残念」はあまりにも、という考えであるが、北海道に住んでいた時は、この方を思い出してしまう。 それはさておき、人には誰しも「好きなこと」というのがある。その好きなことに背けて好きでもないこと、嫌いなことに集中しすぎてしまい、好きなことをやる時にはバテてしまっている。 […]