CATEGORY

エッセイ

40歳までにコレをやめる

当ブログの「管理人紹介」で生年月日を明かしているのだが、私は現在34歳である。今年35歳を迎えるため、四捨五入するといよいよ40代、俗に言う「アラフォー」の仲間入りを果たすこととなる。実際に40歳になるまではあと6年であるのだが、もっとも毎日当ブログを更新していくとあっという間に迎えてしまう。 私事はここまでにしておき、本書の話に移る。文筆家・エッセイストの著者は1980年生まれで今年40歳になる […]

見るだけで運が上がる 魔法の言葉 不思議な写真

サンライズパブリッシング様より献本御礼。 本書はフォトブックであり、なおかつ運が上がる言葉を列挙した一冊である。 言葉というと、使い方、さらには種類によって、運気が上がったり、逆に下がったりすることがある。また写真についても、日常的なものから非日常的なものに至るまであり、観ることによって運気が変わることさえもある。 本書は「運気が上がる」言葉や写真を慎重に選びつつ、総合的な運気、人間関係、マインド […]

世を観よ

本書の著者はシテ方観世流の能楽師であり、3歳から初舞台を踏んで、77年もの芸歴を持つ。ちなみに著者はめでたく傘寿を迎えた。その傘寿を迎えるにあたり、日本と日本文化、身辺のこと、そして自らのホームグラウンドである能についての自らの見地を綴っているのが本書である。 一.「日本の四季」 日本には「四季」がハッキリとしており、四季折々の情景や食事などが楽しめることも日本らしい特徴である。その特徴を能の作品 […]

曙光を旅する

歴史小説でも有名な葉室麟が西日本を旅し、歴史や文豪などを知るために渡り歩くという一冊であるのだが、その西日本を旅したことにより、生まれた歴史小説も数知れず存在する。いずれも歴史的な論拠も捉えつつも、物語としても仕上げてきている。その原点が本書にあると言える。 ちなみに本書は朝日新聞の西日本版で掲載したものもあれば、本書のために書き下ろしたものも存在するため、連載しか観たことがない方々にとっても愉し […]

ゆうゆうヨシ子さん-ローボ百歳の日々

本書に出てくる「ヨシ子さん」は著者の母であり、なんと100歳を迎え、現在102歳である。その息子である著者も今年で喜寿を迎えるため、老齢親子と言えるのだが、ここまで親子共々長生きでいられることも珍しくもあり、素晴らしくもある。 本書はそのヨシ子さんが80代から102歳までの中でしたため続けてきた俳句を披露しながら、日常を映し出している。 単純に親子の日常であるのだが、年齢も年齢なのか、それとも著者 […]

奇跡の本屋をつくりたい くすみ書房のオヤジが残したもの

かつて、北海道札幌市に「くすみ書房」という本屋があった。もったいないことに私自身1度も行ったことがなかった。もっと言うと存在自体本書に出会うまで知らなかった。そのことを後悔してもしきれないほどである。 もともと「くすみ書房」は札幌市の琴似・大谷地と構えており、経営危機に陥った頃からユニークな試みを行い、マスコミでも取り上げられたほどであったという。独自の試みを行い、一時的に回復したが、2015年に […]

白いシャツは、白髪になるまで待って

オシャレは老若男女問わずあり、それを楽しみにしている方々も多くいる。その逆に私のように頓着しないような人もいる。 しかしオシャレをすることにより、自分自身の感性や美意識を高める効果もあるためオシャレは行っていった方が良いのかもしれない。本書の著者はファッションエッセイストとしてファッションにまつわることをエッセイにしているのだが、元々は女性誌の編集者として活躍した。活躍の中でファッションや女性とし […]

歌人の行きつけ

よくあるものとして芸能人の行きつけや、本でも文豪の行きつけといった飲食店の紹介に関する本がある。もっともそれらの飲食店には様々なエピソードがあり、なおかつ文豪に至っては、小説などの作品を生み出すための糧として行きつけにしているケースもある。 本書は中でも「歌人」たちがゆかりとなった飲食店が紹介されている。レストランや小料理店、さらにはカフェやバーなど様々であるものの、中には歌人のみならず、先述の文 […]

人生パンク道場

本書は著者自身へ寄せられた悩みについて答えると言う、人生相談的一冊である。先日も天龍源一郎の人生相談に関する一冊を取り上げたのだが、本書は作家の立場から答えている。 もちろん人生相談の中には面白おかしく答えるというのがあるのだが、本書はタイトルにあるように「パンク」は音楽に関するジャンルであり、「パンク・ロック」と呼ばれる。もっともその音楽はアメリカにて産声を上げたのだが、アメリカの影響を受けて、 […]

すごい古書店 変な図書館

私自身、毎日のように本屋に行くことがある一方で、週に1~2回ほど図書館に行くことがある。もっとも本が好きであり、売れている本を見たいというのはもちろんのこと、今までにないような本を読みたいというような欲望を持っていることもまた事実としてある。 そのためか、ここ最近では個性的な本屋に訪れることもまたある。その理由としてはよくある本屋とは違いヒット作が陳列されていることもほとんどなく、その一方で、自分 […]