青春

書評

戻ってきた娘

本来であれば考えられないエピソードかも知れない。しかし国や時代によってはそれがごく「当たり前」にあった時代なのかも知れない。ある意味「身売り」のようなエピソードであったのだが、「家族」とは何かをこれほどまで考えさせられるような事がなかったと...
書評

あしたの官僚

ここのところ国の根幹を動かす役割を担う「官僚」は本当の意味で、色々な目で見られる。一部官僚の不祥事による白い目、非正規の惨状を憂う哀れな目、国難に対してなかなかことが進まない怒りの目などがある。 本書はその官僚の世界に飛び込み、日夜国...
書評

きみの傷跡

人には誰しも「傷」を持っている。それは外傷といった目に見える傷もあれば、誰にも見えずに苦しむ、いわゆる「心の傷」も存在する。 特に本書は男性は女性に受けた、一方の女性は男性に受けた「傷」があった。傷の舐め合いと言った言葉があり、本書も...
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書評

食っちゃ寝て書いて

周囲から見ると、ぐうたらしているような毎日のように見える人もいる。本書の表紙は物語に出てくる売れない作家の日常を表した挿画である。 もちろんこれが作家の全てではない。小説を描くとなると、作品によっては、近頃は新型コロナウイルスの影響に...
書評

ザ・ウォール

タイトルだけで判断すると、アメリカのウォール街のことを連想するため経済小説かと思ってしまうのだが、そうではない。また壁の向こうのことを描いているのかとも思ったのだが、こちらもそうではない。 実際に本書の表紙には球場のようなものが描かれ...
書評

焼餃子

本書の第二部としてある餃子戦争は少し形を変えて今も続いている。それは宇都宮・浜松の戦争である。しかしその戦争はさらに宮崎も加わろうとしている。今は浜松が有利であるが、宇都宮も天下を奪い返さんと攻めており、一方で宮崎も虎視眈々と奪取せんと躍起...
書評

イノセント・ツーリング

よく巷にある小説は近未来や過去などを描いている所がほとんどだが、本書ほど現在の状況をもとにした作品はないと考える。コロナ禍の第一波がやって来て、1回目の緊急事態宣言が発令され、閉塞感漂うような日常から開放され、ようやく初夏を迎えたときに、止...
書評

友を裏切った男 あるラグビーチームの物語

「One for all, All for one.」 ラグビーの世界ではよく使われ、やがてチームプレイをはじめとしたありとあらゆる世界にて用いられる言葉となった。元々はフランスの小説である「三銃士」における英雄たちとの友情を表した言...
書評

地先

人生はまるで航海のようだという人もいる。人生はまるで大地の果てを目指して歩き続ける旅のようだと言う人もいる。本書はその中でも後者を比喩しているような気がしてならない。 人生には様々な歩みがあり、なおかつ恋愛、仕事があり、そして希望や成...
書評

彩無き世界のノスタルジア

本書の主人公は「交渉屋」と呼ばれる裏稼業である。裏社会の中で武器などを調達し、組織に渡すと行った事である。その交渉屋を勤めている職場にある少女が訪れる。会社からかくまうように押し付けられ、共同生活を送ることとなる。 もともと主人公は過...
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