青春

書評

ミライヲウム

人に触れると、その人の未来が見えるという不思議な体質を持った男性が、付き合っていた女性に触れた瞬間に見たバッドエンディング。しかしそれを打破すべく奔走する。 バッドエンディングがなぜ起こるのか、未来を変えるために、新しい未来を生むために進み...
書評

ないものねだりの君に光の花束を

人には何かしらの「個性」がある。しかしその「個性」を否定するか、あるいは気づかないといったこともあり、そのことによって「自分には『個性』がない」と否定的に見てしまう人も少なくない。そのような人となると、かくいう私も昔はそうだったのだが、相手...
書評

恋に焦がれたブルー

「一途」と言う言葉がある。調べてみると、 一つのことに向かい、他をかえりみないこと。ひたすらなこと。ひとすじ。「広辞苑 第七版」より とある。一つのことに対してひたむきに頑張る人・ことをさているのだが、本書は恋に、そして靴にと、ひたむきに向...
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書評

その果てを知らず

著者の眉村卓氏はSF小説を長らく描き続けてきた。その眉村氏の最期の一冊と言えるのが本書である。60年以上前にあるサラリーマンが小説の道を歩み出し、SF小説を描き始めた。やがてサラリーマンを続けながら作家人生を歩んでいった中で彼は何を見いだし...
書評

永遠の仮眠

本書の中身に入っていく前に、本書の著者の話を行う必要がある。著者は小説家としてのデビュー作が本書であるのだが、そもそも著者自身が昨今のJ-POPや歌謡曲などのプロデューサー、さらには作詞・作曲家、音楽評論など、音楽畑で長らく活躍を行ってきた...
書評

コンビニ兄弟―テンダネス門司港こがね村店―

私自身、ほぼ毎日と言ってもいいほどコンビニに立ち寄る。セブンイレブンやローソン、ファミリーマート、たまにであるがミニストップやデイリーヤマザキなどと言った所に立ち寄る。帰省する場合はかならずセイコーマートにも立ち寄る。 主に買い物を行うのだ...
書評

そのひと皿にめぐりあうとき

「食」の状況は今と昔とで劇的に変化している。大東亜戦争後は敗戦の傷跡からの復興もあれば、戦争中から食糧難が続いており、食べたくても食べることができなかった時代。それ故か、その時代に生き抜いた方々からは「食べものを粗末にするな」という声をよく...
書評

四十歳、未婚出産

元々出産となると、20代や30代、中には10代で出産をする人もいる。しかしここ最近では40代にて出産をする「高齢出産」を行う人もいる。 本章もその40歳で出産を行うのだが、しかもシングルマザーとしての出産であるためか周囲の目は冷ややかだった...
書評

あなたにオススメの

本書のタイトルはけっこうどこにでもあるような感じがしてならない。かつてはAmazonにて本を選ぶと、購入や閲覧履歴から「あなたへのおすすめ」として列挙されてくるのだが、ここ最近では買い物を行うためのサイト、さらには動画に至るまで「おすすめ」...
書評

見た目レンタルショップ 化けの皮

何とも物々しいタイトルなのだが、表紙にもあるように、化け狐を扱う主人と狐たち。そして狐たちをレンタルする10人のお客が織りなす物語が本書である。もっとも10人のお客もまた「訳あり」で、化け狐をレンタルしたことにより、化けの皮が剥がれるように...
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