書評ムイト・ボン! ポルトガルを食べる旅 今年は新型コロナウイルスの影響により、旅行が自粛しなければならないなど大きく制限される年となった。さらに言うと海外旅行となると、その度合いが強くなり、国によってはロックダウンも行われているほどである。 そういった時期には海外旅行は実際... 2020.12.15書評海外
書評東京田園モダン 元々著者は社会や経済についての本を取り上げることが多かったのだが、地理的な本を上梓するのは珍しい。本書は何かというと東京案内の一冊であるのだが、少し異なる点としては昭和や大正時代における名残を探すというものである。 第1章「北区 イギリス... 2020.09.29書評日本
書評江戸東京野菜の物語 日本の食糧自給率は38%(カロリーベース、2019年現在)で、そのうち東京における食糧自給率は長年1%と全都道府県中最下位である。そもそも東京には農業を行っているかという疑いの目もあるのだが、東京西部をはじめ、本書では江戸野菜、東京野菜を復... 2020.09.05書評日本
書評台湾物語―「麗しの島」の過去・現在・未来 日本にほど近く、さらには親近感としても「近しい」国として知られる台湾。近頃は新型コロナウイルスの影響もあり、なかなか難しいのだが、旅行先として人気がある。実際に旅行のガイドブックでも台湾を中心としたものがいくつもあるほどである。 しかしそ... 2020.08.03書評日本
書評京都異界紀行 歴史的な場所として知られる京都、かつては首都機能があり、なおかつ皇居も京都にあった。歴史のなかでは長らく日本の中心地となっていた京の都、通称京都は、実を言うと「異界」と呼ばれる場所であるのだという。その「異界」と呼ばれている所以とスポットに... 2020.06.29書評日本
書評鉄道でゆく凸凹地形の旅 日本の地形は狭い国土の中でも変化に富んでおり、なおかつ交通機関を使うと、地形の違いを愉しむことができる。鉄道もその例外に漏れず、全国津々浦々の地形を愉しむことができる。そのうち「凸凹(でこぼこ)」と呼ばれるほどの地形にも特徴があり、列車に乗... 2020.05.27書評日本
書評思い立ったが絶景 世界168名所を旅してわかったリアルベスト 歌舞伎「楼門五三桐(さんもんごさんのきり)」にて石川五右衛門が南禅寺三門の満開の桜を見て「あ~絶景かな~絶景かな~」と声高に放つシーンがある。 (※上記動画の4:53あたり) そのシーンと関連付けられないのだが、思わずきれいな風景、... 2020.05.14書評海外
書評あきれた紳士の国イギリス イギリスは、今年の1月31日をもってEU(欧州連合)を離脱した。これはヨーロッパの汎用化に反対したイギリスが国民投票を通じて離脱したのだが、経緯や核心については複雑なため、ここでは割愛する。 イギリスというとイメージとして「紳士の国」が強... 2020.05.05書評海外
書評娼婦たちは見た イラク、ネパール、中国、韓国 売春をするところは世界中探してみるといくつか見つかる。もちろんそれを中心にした場所はいくつかあり、日本でも東京の吉原や川崎の堀之内など数多くある。本書は特に海外における売春の実状を追った一冊であるのだが、特にアジアの娼婦たちが中心となってい... 2020.02.09書評海外
書評山手線圏内 蔵めぐり散歩ガイド 当ブログは「蔵前トラック」であるのだが、自己紹介でも書いたのだが、元々は落語の演目であるが、もっともとを正せば、東京の「蔵前」に因んでいる。実際に蔵前は東京都台東区に存在しており、江戸時代には「浅草御蔵」という米の蔵が集中してつくられたこと... 2020.01.17書評日本