海外

書評

インカ帝国―大街道を行く

「インカ帝国」は1438年から1533年に存在した帝国であり、南アメリカ大陸における主に現在におけるコロンビア・チリ・アルゼンチンの3国に面していた。中世にわずか100年足らずの国家であるのだが、西欧とは全く異なる文明を誕生したことにより、...
書評

世界の海へ,シャチを追え!

シャチは「海の王者」と言われ、猛獣の一匹として挙げられることがある。シャチは世界に点在しているのだが、その中でもカナダやアラスカなどの北部の国々を中心にしている。そのシャチにも物語がある。様々な国のシャチの物語と素顔を求めて本書でもって世界...
書評

カラー版 最後の辺境―極北の森林、アフリカの氷河

世界の中には不思議と呼ばれるような場所や文化がある。もっとも場所によっては「秘境」と呼ばれるような場所がいくつも存在する。その中でも著者が1979年~2003年とおおよそ四半世紀にわたって触れてきた秘境を8カ所に分けて取り上げている。 第1...
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書評

カラー版 パタゴニアを行く

南アメリカ大陸の中で南緯40度付近にある地域であり、ちょうどチリとアルゼンチンに跨がる地域であり、アンデス山脈やホーン岬まで含まれる広い地域である。この地域は海・山もあればスコールのある地域もあれば、砂漠も存在する。日本にあるようなモンスー...
書評

インド児童労働の地をゆく

元々日本には「丁稚奉公」という概念があった。そもそも「丁稚」とは、 「商家に年季奉公する幼少の者を指す言葉。職人のもとでは弟子、子弟とも呼ばれる」(Wikipediaより) とある。労働者として弟子となり、雑役などの労働を行うことを総称して...
書評

医者のたまご、世界を転がる。

本書のタイトルが魅力的である。「たまご」はまだ一人前ではないという意味合いを持つのだが、その「たまご」が世界に向けて活躍するということを、たまごが転がる性質をなぞらえて、タイトルを付けたのかもしれない。 本書はその医師の「たまご」が世界中を...
書評

イギリス人の格―「今日できること」からはじめる生き方

今でこそホットといえるようなイギリス。その理由は先月に行われた国民投票でイギリスはEU離脱を決めたことにある。投票を見ると若者はどちらかというと残留傾向にある一方で、高齢者になると離脱傾向にあったという。そういった投票を見ると、昨年あった「...
書評

レバノン杉物語―「ギルガメシュ叙事詩」から地球温暖化まで

レバノン杉とは、 「西アジア原産のヒマラヤスギ属の針葉樹。樹形は端正な円錐形。シリア・レバノンなどに森林があったが乱伐された」(「広辞苑 第六版」より) とある。レバノンと言うと今、ISILのこともあり、予断を許さない状況にある。その中でも...
書評

北朝鮮で考えたこと

北朝鮮というと、昨日か今日か分らないのだが、アントニオ猪木らが訪朝し、プロレス興業を開催するのだという。アントニオ猪木のプロレス興業というと、1995年の「平和の祭典(平和のための平壌国際体育・文化祝典)」以来19年ぶりの事である。1995...
書評

アイルランド紀行 – ジョイスからU2まで

ヨーロッパはイギリス、イタリアなど有名な国は数多く存在する。しかしあまり知られていない国も存在しており、その中にはイギリスの隣国である「アイルランド共和国(以下:アイルランド)」が存在する。アイルランドというと大都市である「ダブリン」以外は...
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