日本史

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奇妙な瓦版の世界 江戸のスクープ大集合

元々新聞は「瓦版(かわらばん)」と呼ばれており、江戸時代において事件や災害などを伝える手段としてあった。その瓦版の記事を読み歩いた人のことを「讀賣(よみうり)」と言われ、現在ある大手新聞の一つである「読売新聞」の由来にもなっている。 しかし...
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織田信忠―天下人の嫡男

天下人となった織田信長の嫡男であった織田信忠(おだのぶただ)は織田家当主の後継者として有力で、なおかつ家督を継ぎ、天下人としての道を進もうとした矢先、本能寺の変にて、父・織田信長とともに自害したことで知られている。わずか26年の生涯であった...
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日本統治下の朝鮮 – 統計と実証研究は何を語るか

1910年の朝鮮併合から、1945年の大東亜戦争終焉まで日本の植民地となった朝鮮半島。その朝鮮半島では創氏改名をはじめ、日本の文化に改めたり、弾圧を受けるといった論調が主だったのだが、果たして併合後の朝鮮半島はどうなったのか、併合後の史料を...
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東大教授の「忠臣蔵」講義

忠臣蔵は元々「赤穂事件(あこうじけん)」を歌舞伎・人形浄瑠璃として「仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)」として上演され、名付けられた。もっとも「赤穂事件」は1701年の4月に起こった浅野内匠頭が吉良上野介に斬りかかったところから端を...
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撰銭とビタ一文の戦国史

お金を支払う文句に「ビタ一文支払わない」がある。この中の「ビタ一文」とはいったい何なのかと言うと、元々「ビタ」は漢字一文字で「鐚」と書く。文字通り金の編に悪のつくりのため、元々は粗悪な紙幣や貨幣などのお金を表すのだが、いつのころからか転じて...
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モノから見たアイヌ文化史

私自身、北海道出身であることからアイヌ語やアイヌ文化には些か興味がある。もっともアイヌ文化についてはある程度知識はあったのだが、それを広く世に伝えたというと、過去に2度アニメ化されたマンガ「ゴールデンカムイ」がよい例である。 本書はアイヌの...
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今日われ生きてあり―知覧特別攻撃隊員たちの軌跡

鹿児島県知覧町には「知覧特攻平和会館」がある。大東亜戦争の際に帝国海軍によってつくられた「神風特別攻撃隊」、通称「神風特攻隊」が編成された場所である。その特攻隊の隊員となり、散っていった方々がどのようなもの・ことを遺していったのか、その記録...
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お殿様、外交官になる 明治政府のサプライズ人事

江戸時代における「殿様」にあたる人々が明治時代になると廃藩置県に伴い、様々な境遇を迎えることとなった。その中には明治政府における外交官として活躍する人々がいた。本書はその外交官になった武将や殿様たちを取り上げている。 1章「鍋島直大(なべし...
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英語と日本軍 知られざる外国語教育史

英語教育は今でこそ小学校でも行われるようになったのだが、戦前の頃も学校教育の中で英語教育は存在していた。特に陸海軍については諸外国との戦争や交渉などもあってか、外国語教育は必ずといってもいいほど行われていた。その外国語教育の創設から戦争、そ...
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港の日本史

港の歴史というと、幕末からスタートしたイメージを持ってしまうのだが、実際には日本書紀や古事記にも出てくるほどであり、いわゆる「神話」の時代から存在したのだという。もっとも今のような「港」ができはじめたのは明治になってからのことであるのだが。...
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