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歴史・地理

坂本龍馬 ゆかりの地を歩く

株式会社イー・プランニング 須賀様より献本御礼。 いよいよ来年から大河ドラマで「龍馬伝」が始まる。福山雅治が主演ということで、歴女ブームも相まって女性ファンにとっては釘付けとなることであろう。 坂本龍馬の生涯は輝かしいものであったのだが、現在の日本にどのような影響を及ぼしているのかはまだ不明なところも多い。 その話は今回置いといて、本書は坂本龍馬の生涯を高知・江戸・長崎などをスポットを紹介しながら […]

愉楽の銀座酒場

私たちの世代は、酒に弱いと聞くが、私はそう思わない。社会人であっても、仲間内、もしくは気の合う仲間たちで在れば様々な酒を飲むことができる。 酒の飲み方一つでは大学生と社会人とで相違はあるが、個人的な嗜好によっても酒飲みのスタイルは違ってくる。また酒を飲むスポットも様々なところがあり、いくところ一つで、性格などで変わってくる。本書は銀座を舞台にしているが、銀座というと高級感が漂い、近づきが退院章があ […]

自転車でめぐる東京・江戸ガイド 「地元民」も太鼓判の24コース ママチャリでGO!

株式会社イー・プランニング 須賀様より献本御礼。 日本の首都ともいわれる東京には江戸時代から、あるいはそれ以前からの歴史が残されている。特に江戸情緒や歴史を探訪するのは私はおもしろいと思う。民俗学や歴史学についての文献をよく読んでいるため、なおさらそう思ってしまう。 さて本書は自転車で巡る江戸・東京のルートを紹介している。自転車というと経済評論家の勝間和代はよほどの事情がない限り、都内の移動は自転 […]

裸でも生きる2 Keep Walking私は歩き続ける

株式会社オトバンク 上田渉様より献本御礼 本書は「裸でも生きる」の続編であり、著者がバングラデシュで更なる葛藤、そしてバングラデシュを離れ、ネパールに移り、また事業を興すという話である。前書「裸でも生きる」からの3年間の生きざまをまとめたものである。 第1章「情熱の先にあるもの」 最初にも書いたとおり本書は一昨年に東京の下町にてバングラデシュ発のブランド直営店を回転させたところから始まる。 ブラン […]

裸でも生きる――25歳女性起業家の号泣戦記

株式会社オトバンク 上田渉様より献本御礼 本書の著者は小さいころいじめに遭い、非行に走り、偏差値のギャップをはねのけ慶応大に合格、その後発展途上国を救うためにバングラデシュで起業をしたという波乱万丈の25年間を送った方である。 短的に著者の25年を記したが、それでは語り尽くせないほどの困難や受難を乗り越えてきた女性の姿が本書にある。等身大の著者の姿、等身大の半生がここにある。この人生があったからで […]

薩摩藩士朝鮮漂流日記 「鎖国」の向こうの日朝交渉

日本と朝鮮半島の緊張関係は今もまだ続いており、戦争責任論や竹島問題を中心にキナ臭いことが続いている。日本と朝鮮半島のいがみ合いの歴史は長く、秀吉が朝鮮半島に侵攻を行ったときからである。確か韓国のドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」で済州島に流刑されたチャングムが医女として修業を積んでいた時、倭国(日本)から武士がやってきて、チャングムが治療に当たったことにより騒ぎとなった話がある(確か第28話あたり […]

海賊の掟

昨年、ソマリア海賊船の対策として、政府が自衛隊派遣をしたというニュースがあった。その時には野党、特に社民・共産の両党は自衛隊のソマリア沖派遣反対を訴えるという騒ぎにまで発展した。 海賊がいるというのは現実にいたということは知らず、童話に出てくるような架空のもの、もしくは過去のものというイメージを持っている人は少なからずいたのかもしれない。私もそう考えていた。 だが、現にソマリア沖を牛耳っているだけ […]

ニッポンの山「解体新書」

日本は「環太平洋造山帯」にあるため、数多くの山が存在する。高さで最高峰の富士山をはじめ、山脈や活火山といった山々があり、「山開き」となるとハイキングなどレジャー目的で山登りということもあるだろう。時期もようやく秋に近付くとそういうシーズンになり、山菜採りを目的に登山をするという人も出てくる。 本書はまさに「山」について徹底的に分析を行いつつも、日本の「山」の魅力を「山」について知り尽くし、自らも数 […]

板垣征四郎と石原莞爾

8月15日、大東亜戦争、及び第二次世界大戦が終焉して64年という節目を迎えた。同時に日本軍の中で「天才」と唱われた石原莞爾の命日でもある。板垣の生涯について、石原の生涯についてといったそれぞれの紹介の本はこれまで多く刊行されており、満州についての本も板垣と石原の両方について書かれている。 しかし本書は、あくまで「板垣征四郎と石原莞爾」をクローズアップしているため、満州建国や大戦、東京裁判に至るまで […]

奇跡を起こした村のはなし

昨今の地域格差により、街の至る所で「シャッター街」というのができている。「シャッター街」というのはかつて商店街で賑わいを見せていたのだが、急速な過疎化、地域住民の老齢化に伴い閉店が続出したことによってできてきた。私の地元の旭川市でもちらほら出あるがシャッターが下ろされているところが出始めた。また大学時代住んでいた小樽でもある商店街では文字通り「シャッター街」となってしまった所もある。この光景を見る […]