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政治

ロシアの論理―復活した大国は何を目指すか

ロシアは今となっては先進国の一つであり、大国の一つとしても挙げられるようになった。その挙げられるようになった要因として2000年からウラジミール・プーチンが大統領になってからのことである。そこでロシアはどのような変化を遂げていったのか、内政や外交、経済などの角度から考察を行っている。 第一章「内政―与えられた職務に専念せよ」 大統領としての権威として行っていくために内政をどのようにしていったのか、 […]

男塾 ニッポンを覚醒させる

本書のタイトルを見てパッと思いついたのが宮下あきら氏の「魁!!男塾」という漫画である。その漫画の内容とはもちろん異なる。そもそも本書のタイトルである「男塾」は著者である桜大志氏が設立した政治や様々な内容に関してセミナーを行う塾である。その男塾の中で取り上げた内容を一冊の本にしてまとめたのが本書である。 1章「雄々しく生きていく講座」 健康やビジネス、災害について取り上げている。その中でも健康はどの […]

ドイツ大使も納得した、日本が世界で愛される理由

日本の良さは日本人にわかるものもあれば、外国人にしかわからないものもある。その中でも著者は駐日ドイツ大使、及び大使館勤務を合わせて8年間日本に滞在してきた中で日本の良さを取り上げている。もちろん本書もその一つであり、なおかつドイツ語でも同じような本を上梓している。 1章「日本文化は面白すぎる」 日本にはアイドルやオタクの文化があるのだが、そこには日本にしかない「ソフトパワー」が存在するのだという。 […]

アウンサンスーチーのビルマ――民主化と国民和解への道

アウンサンスーチーといえば現在のミャンマー、当時のビルマの時代から民主化への道をひたむきに進んでいった活動家であり、当時は軍事政権の中で軟禁状態にありながらひたむきに民主化に向けて動いた。その民主化は達成しつつあり、彼女の願いは叶えつつある。その願いが叶うまで、アウンサンスーチーはどのような人生を送ってきたのか、そのことを取り上げているのが本書である。 第1章「半生を振り返る」 元々アウンサンスー […]

税金を払わない巨大企業

いよいよ年末に差し掛かるとサラリーマンは年末調整、そして年明けには個人事業主や一部の法人は「決算」、そして「確定申告」の時期に入ってくる。「税金」という話が嫌というほど耳に入ってくるような時期に差し掛かるのだが、その様な時期に本書が気になり、手に取ってみた。本書のタイトルにもあるように日本有数と言われている巨大企業は税金を払っていないのか、その真相について迫っている一冊である。 第1章「大企業は国 […]

18歳選挙権ガイドブック

今年の7月に参議院選挙にて18歳以上に選挙権が与えられ、なおかつ実際に18歳・19歳も投票が行われた。その選挙権の引き下げにはどのような意味を持つのか、そして18歳・19歳が選挙権を持つにあたり頭に入れておく、考える必要のあるものは一体何かを取り上げたのが本書である。 第1章「政治にひそむ3つの落とし穴」 政治には色々な世界があるのだが、その政治を考えるに際し、政治の中に潜む「落とし穴」を本章にて […]

大統領を殺す国 韓国

物々しいタイトルであるが強ち嘘ではない。その嘘ではない理由として前の大統領である李明博以前からずっと自殺をしたり、あるいは様々な嫌疑をかけられ逮捕されたりするなど、悲惨な人生を歩んでいる。「殺す」という言葉には物理的な意味もあるのだが、バッシングにより自殺に追い込まれる、名誉が傷つくというような意味合いも含まれている。 第1章「国民からソッポを向かれた「建国の父」李承晩」 韓国(正式には「大韓民国 […]

勲章 知られざる素顔

勲章というと毎年4月・11月に発表され、メディアでも取り上げられる。内容としては「●●小受章」や「△△大綬章」というような形がある。今となってはこの名であったが、かつては「勲一等◆◆章」といった形だった。そもそも勲章はどのような歴史をたどっていったのか、そして現状はどうなのか、そのことについて取り上げている。 第1章「勲章誕生―薩摩藩の野心、幕府の焦燥」 元々日本に勲章という概念が生まれたのは明治 […]

日本の女性議員―どうすれば増えるのか

女性の社会進出は今も進んでいる。もちろん国会や都道府県・市町村の議会議員も女性議員が次々と誕生し、女性の首長・国務大臣も誕生してきている。しかしそれでも日本は他の先進国と比べても遅い方であるという。そのような状況の中で女性議員を増やすにはどうしたら良いのか、その歴史ともに取り上げている。 第1章「女性が議員になるということ」 日本の女性議員は全体の10%ほどであるという。これでもだんだんと増えてき […]

政治をみる眼 24の経験則

毎日のように政治に関するニュースが取り上げられているのだが、そこから見える政治はほんの一部分でしかない。その見えない大部分はどこにあるのか、そこには本書がある。政治はどのようにして形成されていくのか、そしてその政治で必要なものは何なのか、長年政治の現場を取材し続けてきた著者が定義している。 第一章「政治は数である」 「数」は言うまでもなく党の国会議員数のこともあるのだが、ほかにもテレビ・新聞各社な […]