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国際

ロヒンギャ問題とは何か――難民になれない難民

「ロヒンギャ問題」は今もなお続いている。しかしロヒンギャ自体は蔑称に近い部分があり、「ベンガル人」や「ベンガル系ムスリム」あるいは「ラカイン州のムスリム」といった表記になることも多い。 ロヒンギャの点でメディアに出たところ2012年以降に起こった移民問題、さらには2016年10月の掃討事件、さらには2017年8月以降の掃討作戦といったものがある。特に2017年の件はアウン・サン・スー・チーの対応で […]

スポーツを通じた平和と結束

南スーダンは2011年にスーダン共和国から独立した国であるが、今もなお内戦が行われている。その中で南スーダンへの国際貢献としてオリンピック参加支援が行われている。特に現在行われるかどうか不明だが、今年行われるオリンピック参加の支援として群馬県前橋市にて南スーダン代表選手団を受け入れて、長期事前キャンプを行われている。 本書はそれとは別に「国民結束の日」の開催と、過去のオリンピック参加の経緯を取り上 […]

世界史の大逆転 国際情勢のルールが変わった

歴史には様々な変化が起こり、国際情勢も歴史以上に変化のスピードが速い。列聖だった国が大逆転して優勢になり、小国だった国が、大国にまで進化を遂げることも往々にしてある。その歴史にまつわる大逆転はどのようにして起こるのか、本書では先進国などの国際情勢をもとにして展望を明かしている。 第1章「米朝首脳会談後の東アジア」 2018年6月にトランプ大統領と金正恩委員長の米朝首脳会談が行われ世界的に注目が集ま […]

情熱のアフリカ大陸

新型コロナウイルスの影響により、一時期消毒用のアルコールが不足した。現在では緩和されたのだが、消毒用アルコール不足を始めマスクや消毒用のハンドソープもなくなるなど、物資面での混乱が一時期見られたことは今も記憶に残る。しかし第三波・第四波が来るときにまた再び起こるかどうかといった所も気に掛かる。 ウイルス感染による影響は物資などにも影響はあるのだが、感染は感染でも、本書は2009年に起こった新型イン […]

見えない戦争

「戦争」と言うと武器のドンパチがイメージされるのだが、第二次世界大戦後、アメリカ・ソ連との核開発を行うと行った戦争、つまり「冷戦」といったことが行われた。その冷戦後でも実際に戦争が行われたり、あるいはサイバー戦争など武器との戦いを行わないといった見えない戦争が今もなお起こっている。その見えない戦争はどのようなものなのか、そしてどのような展開をしているのかそのことを取り上げている。 1章「日本」 日 […]

未来の大国-2030年、世界地図が塗り替わる

「大国」と呼ばれている国は存在するのだが、時代と共に変わっていく。現在ではアメリカや中国がそれに代表しているのだが、かつてはイギリスなどの「欧米列強」と呼ばれる時代があった。緩やかではあるものの、変わって行っていることは事実であり、今後もまた変わっていく様相を見せている。本書ではその「大国」と呼ばれる国はこれからどのような国が担うのか、取り上げると共に、日本は大国に対してどのようなスタンスを持つべ […]

だから、居場所が欲しかった。 バンコク、コールセンターで働く日本人

東南アジアとして最も栄えている国の一つとしてタイ、その首都であるバンコクにて働く日本人がいる。本書で取り上げる日本人たちは日本において、生きづらさ・息苦しさなどを体験し、居場所を求めて渡った方々である。その方々がタイにてコールセンターにて働いているのだが、なぜタイへと渡ったのか、そこには他人には言えない「理由」があった。その「理由」と現在について働いている方々を映し出したのが本書である。 第1章「 […]

世界はジョークで出来ている

衝撃的なタイトルであるのだが、そもそもジョークにはそれぞれの国の背景があり、国によってジョークの作り方も異なってくると言う。ジョークから世界を見てみるとこのようになると言うことを一冊にまとめたのが本書と言っても過言ではないという。 第1章「中国」 中国はもはや「大国」の一つとして挙げられるほどだが、そもそも大国となったことばかりでなく、共産党の独裁体制、さらには情報統制、現国家主席である習近平に対 […]

NPOメディアが切り開くジャーナリズム 「パナマ文書」報道の真相

かつて「パナマ文書」なるものがあった。国内外問わず財界人がリストアップされるほどであり、なおかつ財界人の「タックスヘイブン」を行ったことによることで大きな話題となった。もっともそれを報道したのはNPOメディアであったのだという。「パナマ文書」がなぜ出てきたのか、そしてNPOメディアとはどんな存在なのかも併せて取り上げている。 第1章「パナマ文書の衝撃」 もともと「パナマ文書(「パラダイス文書」とも […]

未来をひらく道 ネパール・シンズリ道路40年の歴史をたどる

東アジアと東南アジアの間に挟まる国であり、なおかつヒマラヤ山脈にも面している国であるネパールは山道が多く、長らく道を拓くことができなくなっていた。しかしながらその道を切り拓くことのできた日本人たちがいた。その日本人たちの活躍とネパールに道ができるまでの過程を取り上げている。 第1章「山に道を通す」 アジアにおける国の狭間にあるだけあり、冷戦の戦いにも巻き込まれた。その時代にはまさに「道なき道」と呼 […]