CATEGORY

国際

私の「ニューヨーカー」グラフィティ

皆さんは雑誌「ニューヨーカー」を読んだことはあるだろうか。私自身は読んだことがなく、どういった魅力があるのか分からない。ちなみに著者は50年にもわたって「ニューヨーカー」を購読しているという。これほどの長い歴史が「ニューヨーカー」にあるとは驚いたし、その本を50年にわたって読み続けたことは興味深い。また著者は実際にニューヨークに訪れたことがあり、ニューヨーク、そして「ニューヨーカー」とはどのような […]

イスラームへの誤解を超えて―世界の平和と融和のために

IS(いわゆる「イスラム国」とも呼ばれている)、およびイスラム過激派団体による事件が今でも後を絶たない。特に先日は日本人男性2人が拘束・殺害されるという痛ましい事件が起こった。この事件を含めたイスラム国の話題のなかで、イスラム教について、過激なことをすることを是としているというようなことを聞くのだが、コーランの解釈により他宗教とは排他的ではない、あるいは殺生を禁じていると言う解釈もあれば、文字通り […]

イスラムの人はなぜ日本を尊敬するのか

「イスラム」と言うとイスラム国やアルカイダなどイスラム原理過激派組織を連想する方も多い。時期が時期なだけかもしれないが、実際の所イスラム教は、他の宗教とは排他的のように見えて、宗派によってマイノリティがあると言えるといえる。もっと言うとイスラム教を主軸とする国々と日本は決して嫌悪ではなく、むしろ「尊敬」されているという。その一つの例としてイラクの独裁者だったサダム・フセインは明治天皇(特に日露戦争 […]

グローバル化とアメリカの覇権

どうも最近、企業などから「グローバル化」と言う言葉がしきりに言われているように思えてならない。もちろん「グローバル化」は必要なのだが、必要以上に強調してしまっている印象が強いように思えている。 その「グローバル化」が叫ばれている要素の一つとしてアメリカの存在があるのだが、アメリカもアメリカで世界各国へヒト・モノ・カネ・情報を海外に送りつつ、国益をまかなっている。しかしアメリカではイラクやアフガニス […]

イスラムの怒り

イスラムというと、国際的テロ組織「イスラム国」の蛮行が止まらないことを連想してしまう。それ以前にも「アルカイダ」や「ハマス」があり、西洋諸国らに対して攻撃をすすめてきた。もちろん欧米諸国の中にはテロ組織に対して、国家を挙げて掃討してきた所もあれば、国連などの場で避難を表明すると言うこともある。一方日本はどうなのだろうかというと、政治的には日米同盟に則り対米・対欧追従の姿勢を見せているものの、文化の […]

日中食品汚染

中国における食品汚染が止まらない。最近でも期限切れ肉が輸出されたことにより、日本でも大騒ぎとなった。もちろん今回の期限切れ肉に始まった話ではない。他にも毒入りギョウザはもちろんのこと、ホウレン草や野菜エキスによって、時には日本人が食べて病気にかかった事例もある。これは中国産の食品についてもさることながら日本における衛生面の検査体制の甘さをも露呈することになってしまった。そういう意味で本書のタイトル […]

ロシア 語られない戦争 チェチェンゲリラ従軍記

ロシアというと今年の2月にソチでオリンピックが行われた事が記憶に新しい一方で、3月辺りからクリミア独立について欧米諸国と対立していると言う印象も捨てきれない。現在のロシアは資源による経済発展は目覚ましい一方で、踊り場にさしかかっており、資源の輸出や技術協力を求めて日本をはじめとした国々との外交を行っているのだが、先述の出来事により、なかなか上手く行っていない側面がある。 その一方でロシアは前からチ […]

アジア力の世紀

21世紀に入り、中国をはじめとしたアジアが台頭していく中でEUなど、かつては「大国」トマで呼ばれていた国々が財政危機に瀕している。アジアの台頭というと「中国の台頭」とイコールになって見えているのだが、実際の所、日本ではアベノミクスにより経済が回復の兆しを見せており、かつ東南アジア諸国でも中国に負けず劣らずの成長を見せている。 その中で欧米各国もアジア諸国を感化することができないようになってきた。し […]

米国製エリートは本当にすごいのか?

最近ビジネス書を見たり、雑誌を見たりすると諸外国の有名大学、もしくは大学院を卒業している方を見かける。そう言う方々はエリート教育を受けており、自分たちよりもすごい印象を持ってしまうのだが、果たしてそうなのだろうか。 本書の著者はそれについて疑いを持つ一方でそもそも米国の一流大学はどのような教育を受けているのか、そして学生はどのような方々なのだろうか、そして日本人のエリートはこれからどこに向かうのだ […]

追跡!私の「ごみ」―捨てられたモノはどこへ行くのか?

普段の生活で必ず出てくるものとして「ごみ」がある。その「ごみ」はゴミ集積所にまとめられ、その後分別ごとに埋め立てたり、焼却したり、再利用したりする。 しかし、本当のところどのように「ごみ」は行くのだろうか。本書は「ごみ問題」について具体的な流れについて取り上げている。 パートⅠ.「埋立てる」 多くのごみは、回収トラックにて回収され、集積場に集められ、埋立場へと運ばれ、ごみは埋められる。 埋立場の歴 […]